紙で行っていた有給や休日出勤の申請をfreee人事労務内で実施し、ペーパーレスな労務管理を実現!

課題
バックオフィスの体制構築・効率化

株式会社フクイシは、福島県田村市深山地区に広がる阿武隈高原に自社の採石場を持ち、採石から加工、販売・メンテナンスまでトータルに行う総合石材企業昭和58に設立し、オリジナル彫刻技法「ファントーニ彫刻」やガラスによるお墓「光り墓」を展開。


――freee人事労務の導入前、バックオフィスにはどんな課題があったのでしょうか。

数年前ほどに現代表へ事業継承したタイミングで外部のコンサルの方にも手伝ってもらいながら、業務の見直しやシステム活用の検討を実施しました。その中で大きく問題として挙げられたものが転記作業と紙管理でした。労務管理においては有給や残業、勤務時時間の変更の申請も紙で実施されていましたし、出退勤の打刻も紙のタイムカードで打刻し、毎月集計する作業を行っています。


――freee人事労務の導入によって得られた効果はありましたか?

各従業員のモバイル端末や事務所に設置している2台のタブレット端末を用いて、有給、休日出勤、勤務時間の変更などをfreee人事労務の中で申請承認業務を完結することができています。従業員に対しては簡易的な説明書を用意し、根気強く説明を続けてきました。結果、やっと従業員もweb上での申請業務に慣れてきたと感じております。


各申請がfreee人事労務の中で実施できたことにより、労務に関連する紙は大幅に削減できました。また同時に導入したfreee会計やkintoneによって経理業務についても紙の削減ができており、freee導入により全社的なペーパーレスの実現に大きく近づいたと思っています。


労務、経理ともに従来利用してきたツールがクラウドサービスではなかったため、地震など有事の際にデータが消去してしまう可能性がありました。今回freeeやkintoneというクラウドサービスを導入したことにより、会社の重要なデータに対して適切な管理ができるようになったと考えています。


株式会社フクイシ


――最後に、今後の御社の展望をお聞かせください。

現状、打刻から給与計算まで一気通貫でfreee人事労務を活用するための最終調整をしています。これまで出退勤の打刻についても紙のタイムカードで記録し、毎月各従業員分を集計した数字を給与計算システムに打ち込んでいました。freee人事労務を活用することで勤怠打刻から自動的に数字が集計され、給与計算や年末調整までが一気通貫で自動化するところを目指していきたいと考えています。


また会社全体としてはfreee会計、freee人事労務の導入時も同時にkintoneというシステムを導入しており、さらにGoogle Workspaceというシステムも導入しました。事業継承をきっかけに様々な業務の見直しをする中でシステムで改善できるところを一つずつ取り組んでいきたいと考えております。


株式会社フクイシ

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