石垣島で実現する、自分たちのクリエイティブ。より「自由」に、自分たちのできることを発信するためにfreeeを活用していく。

株式会社Hellow 代表取締役 海老沼 純一 さん

課題
レジ連携で売上データ入力を自動化

沖縄の石垣島でカフェレストランをはじめとした4つの店舗を運営する、株式会社Hellow 代表取締役 海老沼純一さん。


4つの店舗を運営するなかで、POSレジとfreee会計を連携させ、複数店舗の売上の一元管理を行っています。また、現在はExcelとWordを使っている請求書発行の課題を、freee請求書導入により解決したいと考えています。


海老沼さんが大切にしているのは、自由に表現すること。それがまさに表れている4つの店舗で、freeeのサービスがどのように役立っているのか、また、さらに今後どのような活用をしていきたいのか、伺いました。


石垣島への移住、はじめてのお客さんとの出会い

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――海老沼さんが現在手がけている事業についてお教えください。

海老沼さん(以下、海老沼): 石垣島でカフェレストラン、アウトドアショップ、コーヒーロースター、コーヒースタンドを運営しています。


2010年に石垣島に移住してきて、最初は個人事業主としてカフェレストランをオープンしました。その後、10年目の区切りの年に法人化して、アウトドアショップをオープンしました。さらに2年ほど前にコーヒーロースター、1年ほど前にコーヒースタンドをオープンしました。


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飲食店の他には、自社のオリジナル商品の卸や、コンサルティングも手がけています。オリジナル商品としては、パインさんぴん茶というお茶を空港や島内の土産物屋、島外に業務用として出しています。また、自社で焙煎したコーヒー豆を、島内のコーヒー屋や民宿などそれぞれにオリジナルブレンドとして出すこともしています。


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――石垣島に移住されたきっかけは何だったのでしょうか?

海老沼: 僕の出身は東京で、もともと飲食店の運営にずっと関わってきており、移住前は三軒茶屋で飲食店を友達3人でやっていました。店の運営はうまくいっていたのですが、事情があって閉めることになってしまい、一緒に店を運営していた友だちと、石垣島の隣の小浜島のリゾートホテルでアルバイトをしようということになったんです。


当時、30歳手前だったので、そうやってアルバイトをする機会も最後かなと思い、それまでに行ったことのなかった小浜島を選びました。そこで半年ほど働いた後、一緒に行った友だちは東京に帰ったのですが、僕は島に残り、半年ほどいろいろな島を訪れながらさまざまな人と仲良くなりました。


そのときにはじめて石垣島のことを知ったんです。もともと独立したいという気持ちがあり、都内でやることも考えていたのですが、当時の石垣島にはお店が少なかったこともあり、ここでやるのも良いかもしれないと考えたのがきっかけです。


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――石垣島で店を始めるにあたって、苦労されたことはありますか?

海老沼: 実は、最初は今とは別の場所で店舗を始めるつもりだったのですが、実際に物件を見てみると聞いていた条件とまったく違うということがありました。そこで助けてくれたのが、今のカフェレストランの大家さんです。その方はサーファーとしてとても有名な方で、僕もサーフィンつながりで知り合いました。


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紹介してもらった物件は、最初に予定していたところよりかなり規模が大きい物件だったのですが、昔は都内で大きなレストランの管理者として働いていたこともあり、それほど不安はなく始めることができました。そして、最初にお客さんとして来てくださったのがその大家さんです。


過去にも雇われで店舗のオープニングに立ち合う経験はありましたが、自分がやるお店にはじめてお客さんが来てくれて、お金をもらうというのはまったく違う経験でしたね。


限られた人手のなか、POSレジとfreeeの連携を活用

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――経理業務はどのようにされていますか?

海老沼: 個人事業主のときは、青色申告会でいろいろ教わりながら、そこで紹介された会計ソフトを使っていました。


法人化してからは、税理士と顧問契約して、税理士に紹介されてfreee会計を導入しました。Airレジを導入しているのですが、freee会計と連携できるところが気に入っています。給与明細の作成などにfreee人事労務も利用しています。


freee会計は、いろいろな連携ができるので、導入してからさまざまなデータの打ち込みが楽になりました。


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帳簿付けは税理士に依頼していないので、経理担当の妻が行っています。ただ、妻も経理業務の経験があったわけではなく、カフェレストランのシェフも兼任しているので、経理の業務が滞りがちになることもあります。わからないことも多いようで、まだまだ模索しながらやっている状態です。


店舗の運営は、正社員が3人、役員が3人、アルバイトが5人ほどです。役員は僕と、シェフ兼経理担当の妻、そして店舗管理を担当している男性です。正直、人材不足の状態で、今後の事業展開において課題だと考えています。


――請求書の発行はどのようにされていますか?また、今後、freee請求書の導入で解決したい課題はありますか?

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海老沼: 請求書はExcelとWordを使って作成しています。作業に慣れてはいるのですが、もっと楽になったら良いなとは思います。


たとえば、Excelで計算ができるよう関数を設定していますが、複数人で触ることでコピペなどで設定がおかしくなることがあります。請求書を発行したかどうかがわからなくなることも起こりやすいです。


また、入金確認を月末にネットバンキングの履歴と照会しながら行うのですが、これが面倒で、嫌な作業ですね。


freee請求書を利用することで、そういった課題が解決できるのであれば、ぜひ使っていきたいです。


取材後にfreee請求書をお試しいただきました

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――freee会計をお使いですので、メニューの「受発注」にカーソルを合わせ、「請求書」をクリックして請求書作成をぜひ試してみてください

海老沼: お、ココから作れるんですね。なるほど!今まで気にもしてなかったな。


――はじめてのご利用ですのでまずは請求書の書式を決めましょう。画面左メニューの「帳票テンプレート」に進み「新規作成」から作ってみてください


おお、めちゃくちゃテンプレートの選択肢があって、悩むくらいですね!今回は一番上の「モダン」のテンプレートをとりあえず選んでみますね。これ、うちの会社のロゴとかも入れられるんですか?


――ロゴはもちろん、社印も入れられます!画面上の方の「社印・ロゴ」をクリックしてみてください


なるほど、ここからロゴの画像ファイルをアップロードできるんですね。位置とサイズを微調整して… うん、こんな感じかな!


――「社印・ロゴ」の隣りにある「表示項目設定」から更に詳しい設定もできます


へぇ~…なるほど、請求書番号を入れる入れないとか、「請求書No.」に変えるとか、そういう細かいことも変えられるんですね。なんでもできちゃいますね!


――ありがとうございます! 設定が完了したら画面左下の「登録」を押せばテンプレートの保存が完了するので、請求書作成に進んでみてください


請求書の作成画面はもう見たまんま、フォームに入力してくとその場でプレビューされていくので、迷うところはないですね。へ~便利っすね。


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――請求書だけでなく、見積書や納品書等も同じように作れますし、見積書をそのまま請求書にして発行することもできますよ。


あ~それは便利っすね!毎回エクセルで見積書はどれだっけ、って探すのけっこう大変で時間かかるんで。これならパッと一覧から検索してすぐ見つけられそうですね。


あ、これって、複数の見積書をガッチャンコして一枚の請求書を作ったりできます?


――合算請求書の作成ですね。できます! ※freee会計ベーシックプラン以上をご利用の方のみ


まじすか!!!それはめちゃめちゃ便利!めっちゃその機能はうちは使いますね~!あーそれができるならめっちゃいいわ!


――ありがとうございます笑 ぜひ使ってみてください!来月の請求書発行、こちらでいけそうですか?


いけますね!次からもうコレ使いますわ。


毎回見積書を何ファイルか探して、それを請求書のエクセルで数字を打ち込む時にタイプミスしたりとか、かなり手間だったんですよね…そういう心配がこれならないってことですもんね?これはめちゃくちゃ便利になります!


「自由」を大切にするために、freee請求書に期待すること

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――海老沼さんが、お仕事で大切にされていることは何ですか?

海老沼: 僕は何かと没頭するタイプで、これまでいろいろなことをやってきました。そのなかで、自分が今まで出会ってきた人やもの、取り入れてきたものをアウトプットして事業に落とし込みたい、そしてそれをスタッフに引き継いでもらいたいという思いが強くあります。そして、それを自由に発信していくことをとても大切にしています。


店舗作りでも、設計士さんにお任せするのではなく、自分たちで大工さんを見つけて、自分たちで設計のスケッチを書いて大工さんに依頼してきました。店舗のポップや創作物、諸々の販売デザインもすべて自分たちで考えています。


Hellow


コーヒーロースターを始めたのも、都内で飲食店の運営に関わっていたころからコーヒーにこだわりたくて、自分で焙煎するのが楽しく、販売したものが評判になった経験があったからです。そのころから、いつか機械も導入して本格的に焙煎できたら良いなという気持ちがあり、石垣島に来てそれを実現しました。


石垣島という場所に出会ったのは偶然ですが、この場所だからこそ自由にできているところもあると思います。


自分たちの持っているクリエイティブさを世に出していきたい、持っているものを全部出していきたい、そのために誰かを介してしまうと自由さがなくなってしまうと考えています。そこは会社としてもよく話し合っているところです。


――freee請求書を導入されることで、お仕事にどのような変化を期待されますか?

Hellow


海老沼: 僕たちの仕事は、デザインや商品開発、店舗展開など、クリエイティブなことに時間や労力を使うことが多い仕事です。一方で、経理はまた性質が違う仕事なので、本来自分たちが向き合うべきことに時間を割きたいのに経理に時間を取られるとストレスになります。


freee請求書のような新しいツールを導入することで、少しでもそういったストレスを減らして本来自分たちがやりたい仕事に向き合う時間を増やせたら良いなと思っています。


株式会社Hellow