監修 米澤 潤平 税理士・社会保険労務士・中小企業診断士
起業セミナーとは、起業の準備をしている人を対象にした経営の基礎知識や資金調達に役立つ情報などを提供するセミナーのことです。「起業したいけれど具体的に何をすればいいのかわからない」と悩んでいる人にとって有益な情報源となるでしょう。
しかし、なかには信頼性が低く、怪しい起業セミナーも存在しています。そうしたセミナーに引っかかって時間や労力を無駄にしないよう、事前にきちんと情報を確認した上で参加するセミナーを選ぶことが重要です。
本記事では、起業セミナーの概要や参加するメリット、選び方について解説します。
目次
- 起業セミナーとは
- 起業セミナーで学べること
- 経営に関する基礎知識
- プレゼンスキル
- 補助金や助成金に関する情報
- 起業セミナーに参加するメリット
- 個別相談ができる場合がある
- 修了時に登録免許税などの減免が受けられる場合も
- 一緒に成長する仲間ができる
- 起業セミナーを主催する団体
- 公的機関
- 民間企業
- 起業セミナーの選び方
- セミナーの内容で選ぶ
- 講師で選ぶ
- 業界で選ぶ
- 期間で選ぶ
- 対象者で選ぶ
- 開催地域で選ぶ
- 信頼性が低い・怪しい起業セミナーの特徴
- 起業セミナーに参加する際の注意事項
- 余裕を持ってエントリーする
- セミナーホッパーにならないように
- まとめ
- 自分でかんたん・あんしんに会社設立する方法
- よくある質問
起業セミナーとは
起業セミナーとは、起業を目指す人に向けて、起業やビジネスに関する情報を提供するセミナーです。セミナーの内容や参加費などは、主催している団体や企画内容などによって異なります。
主催団体は、公的機関や民間企業などさまざまです。セミナーの企画内容によっては、起業に関する情報提供だけでなく、起業したいと思っている人同士の人脈作りや交流の場を設けているものもあります。
起業セミナーで学べること
起業セミナーでは、主に以下の内容を学べます。
起業セミナーで学べること
- 経営に関する基礎知識
- プレゼンスキル
- 補助金や助成金に関する情報
どれも起業するうえで重要なものばかりです。それぞれ、以下で解説します。
経営に関する基礎知識
実際に事業をおこして運営していくためには、経営に関する知識が欠かせません。起業セミナーに参加すれば、事業者として知っておくべき経営の基礎知識を学ぶことができます。
ひと口に経営に関する知識といっても、総合的に学べるものや、マネジメント、マーケティングといった特定のテーマに絞って学べるものなど、情報の範囲やレベルはセミナーによって異なります。
起業セミナーで提供される情報の範囲やレベルは、主催団体などによって異なります。経営に必要なマネジメントやマーケティングなどの知識をテーマごとに絞って集中的に学べるものや、経営に必要な知識全般を広く体系的に学べるものなどさまざまです。
プレゼンスキル
起業にあたっては、資金調達のために投資家や銀行などの金融機関に対して自社のビジネスを紹介するため、、プレゼンテーション(プレゼン)が必要なシーンが訪れます。投資家などに「投資をしよう」と思ってもらうには、人に伝える技術を磨く必要があります。また、起業後、事業を運営していく中でもプレゼンが求められる場面は多く、自社のサービスをより広く販売し、その価値を多くの人に伝えるためにはプレゼンスキルが不可欠です。
起業セミナーでは、人に伝わりやすいプレゼンテーション資料の作成スキルや、発表の仕方などを学びます。書籍やwebから学んだ事業計画の構築方法や販促方法などを相手に適切に伝えるためには、プレゼンテーションの実践練習が必要であり、それはセミナーに参加して講師のアドバイスをもらいながら磨いていけるスキルです。
プレゼンをテーマとした起業セミナーでは、プレゼンのやり方を学ぶだけでなく、ロールプレイング形式の実践機会が設けられているケースがほとんどです。一緒に学ぶ受講生や講師の前で発表し、フィードバックをもらいながらプレゼンスキルを磨いていきます。起業を目指す方にとって、起業セミナーでのプレゼンの機会は非常に貴重といえるでしょう。
補助金や助成金に関する情報
起業セミナーによっては、補助金・助成金の種類や要件、申請方法などの詳しい内容を学べるものもあります。
補助金や助成金については、民間・公的機関どちらの起業セミナーでも教えてくれるでしょう。特に、セミナーの主催が公的機関の場合は、国や地方自治体などによる起業にあたって利用できる補助金・助成金についての情報を持っていることが多い傾向があります。
たとえば横浜市が開催するセミナーに参加した場合は、「空き店舗開業助成事業」への申請ができるなど、公的機関が持つ補助金・助成金の申請がセミナー聴講後にそのままできることもあります。補助金・助成金に関して知りたい方や利用したい方は、公的機関が主催するセミナーをチェックすると良いでしょう。
出典:横浜市役所「横浜市の創業支援(創業セミナー等)」
起業セミナーに参加するメリット
起業セミナーでは起業に関する知識を得られる以外にも、さまざまなメリットがあります。ここでは、3つのメリットを解説します。
個別相談ができる場合がある
セミナーによっては、中小企業診断士などの講師に個別相談できる場合もあります。起業セミナーではさまざまな業種の受講者を相手にするため、講義で取り扱われるテーマや情報レベルは業種・業態を問わない一般的な内容にとどまってしまうことも。しかし個別相談ができるセミナーであれば、事業のプロに自身のビジネスに沿ったアドバイスをもらえます。
個別相談がカリキュラムにない場合でも、セミナーの運営主体が商工会議所などであれば、無料で相談に応じてくれます。
そのほか、専門家を紹介してくれるセミナーもありますが、紹介には費用が生じたり、「商工会議所などの会員になる」などの要件が設定されていたりするケースもあります。個別相談や専門家の紹介を希望する場合は、事前にセミナー情報をよく確認しておきましょう。
修了時に登録免許税などの減免が受けられる場合も
起業セミナーによっては、修了時にさまざまな支援が受けられる場合があります。
たとえば、産業競争力強化法にもとづく国からの認定を受けた「創業支援等事業計画」の一環として実施されている公的機関のセミナーでは、すべての講義を受講した人は、自治体から証明書の交付を受けることができます。その証明書を法人登記の際に添付し提出することで、会社設立時の登録免許税の減免が受けられます。
さらに、融資を受ける際には、証明書を提出することで貸付利率の引き下げなどを受けられることもあります。
希望する起業セミナーが特定創業支援等事業に該当するか、自身のビジネスが支援の対象になるかについては、セミナーを主催する機関に問い合わせてみてください。
出典:中小企業庁「創業・ベンチャー支援」
一緒に成長する仲間ができる
起業セミナーに参加する最大のメリットは、起業仲間が得られることでしょう。
身近に先輩経営者がいなかったり、先輩経営者に気遅れして相談できなかったりする場合は、同時期に起業する仲間がよき相談相手になります。業種・業態が違っても、経営者がはじめにつまずく内容は共通していることが多いものです。
また、起業セミナーの受講生同士でサービスや商品を利用しあい、意見をかわしてサービスや商品をブラッシュアップしていくこともできます。セミナーが終了した後も、定期的に集まって勉強会や情報交換会を続けている例もよく見受けられます。
同じセミナーに参加したことで仲間意識が芽生え、同時期に起業したライバルとしてよい刺激を与え合えるでしょう。
ただし、なかには、ネットワークビジネスの勧誘に起業セミナーを利用する人もいるため注意が必要です。もし、自分がそういった勧誘を受けた場合には、興味がなければはっきりと断る姿勢が大切です。
起業セミナーを主催する団体
起業セミナーを主催する団体は、大きく「公的機関」と「民間企業」の2つに分けられます。ここでは、公的・民間それぞれの起業セミナーの特徴について説明します。
公的機関と民間企業のどちらがよいかは人それぞれのため、どちらにするか検討している場合は、このあとで紹介する「起業セミナーの選び方」も参考にしてみてください。
公的機関
公的機関が主催する起業セミナーの特徴は、民間企業が主催するセミナーと比較して安価であったり、修了時に登録免許税などの減免が受けられたりする点です。
公的機関の場合、起業セミナーの有無は各自治体の商工会、商工会議所などのホームページで調べることができます。
以下は、セミナーを開催している商工会議所の一例です。なお、「商工会議所」は民間団体であるものの役割は公共性を有するため、本記事では「公的機関」と表現しています。
公的機関の起業セミナーのなかには、産業競争力強化法の認定を受け、創業支援による雇用創出など地域経済の活性化を目的としているものもあります。安価もしくは無料での受講が可能なうえ、公的機関が主催するセミナーであれば詐欺などの心配もありません。
参加費はセミナーによって異なります。無料の場合もあれば、2~3万円かかるところもあります。いずれにせよ、民間企業で同様のセミナーを受講するよりも安価です。
多くの公的機関の起業セミナーでは以下のような参加要件が設定されていますが、厳しい要件を定めているセミナーはほとんどありません。また、一般的にセミナーに参加できる業種の制限もありません。
公的機関の起業セミナーの参加要件の例
- 商工会議所等主催の場合、その管轄エリア内で起業すること
- 既に開業している人は対象外になることもある
仮に、参加要件に合わない場合であっても、柔軟に対応してもらえるケースがあるため、主催機関に一度問い合わせしてみるといいでしょう。
民間企業
民間企業が主催する起業セミナーの特徴は、最新のトレンドやデータを分析した講義を受講できることです。なかには著名なコンサルタントや起業家が主催しているものもあり、このようなセミナーでは実際の成功例などをもとにした内容が聞けるでしょう。
民間企業のセミナーは参加要件などは特に設けられていないことが多い反面、公的機関のセミナーと比べて、参加費が高額だったり、修了までの期間が数ヶ月~数年などの長期に及んだりする場合があります。
起業セミナーの選び方
公的・民間含めて、起業セミナーは全国各地で開催されています。そのなかから自分に合ったものを選ぶには、適切な選び方を把握しておく必要があります。
ここでは、自身に適したセミナーを選ぶための6つのポイントについて解説します。
セミナーの内容で選ぶ
ひと口に起業セミナーといっても、取り扱うテーマはさまざまです。起業セミナーで扱われるテーマは、主に以下の4つです。
起業セミナーで扱われる主な4テーマ
- 開業手続きについて
- 資金調達・融資・補助金について
- 事業計画・マーケティングについて
- 起業家の成功体験について
「開業や会社設立の手続きについて知りたい」、「起業家の生の声を聞きたい」など、自分の目的に合った内容のセミナーを選ぶようにしましょう。
講師で選ぶ
実際に講義をする講師が「誰か」という点も重要です。起業セミナーにおいては、中小企業診断士・税理士などの「士業」やコンサルタントといった「専門家」が講師となることがよくあります。
セミナーの広告ページで講師の実績やスキルが紹介されているため、信頼できる講師か確認してから参加しましょう。特に起業経験のある講師の場合、体験談を聞ける可能性があるため、より実のある講義となるはずです。
業界で選ぶ
業界によっては、起業するうえで資格や許認可を取得しなければならなかったり、独自の商習慣などがあったりします。
そのような注意点を的確に学ぶには、自分が起業を考えている「業界」が対象に含まれている起業セミナーを選ぶことが重要です。
期間で選ぶ
起業セミナーの期間には「単発講座」と「連続講座」があり、連続講座のなかでも数日で済むものもあれば、数ヶ月あるいは数年と長期間にわたるものもあります。
たとえば公的機関のセミナーでは、事業計画を策定するのに必要な知識をひと通り学べる連続講座と、特定の経営ノウハウに特化した単発講座があります。連続講座は、3~5日程度かけて実施されるケースがほとんどです。ただし、なかには10日以上開催される場合もあります。
連続講座のカリキュラムには、おおむね以下の内容が含まれており、順番に講座を受けることでしっかりとした事業計画が立てられるようになります。
分野 | 学べる内容 |
---|---|
事業企画 | ビジョン、事業コンセプト、事業環境の分析 など |
マーケティング | 商品・サービスの設計、価格設定、販売方法・販路、ターゲット市場の設定、販売促進 など |
財務・会計 | 損益計画、資金調達、キャッシュフロー管理、予算作成など |
組織 | 人事・労務管理、人材育成、リーダーシップ、マネジメントなど |
内容は一律ではなく、主催機関によりさまざまです。たとえば、「資金調達の方法としてクラウドファンディングを挙げる」など、比較的新しい方法を紹介する講座もみられます。
対象者で選ぶ
起業セミナーのなかには、「学生向け」「女性向け」と銘打って、対象者を限定しているものがあります。
対象者の年齢や性別によって、起業における「注意点」や「関心を持つ内容」なども変わってくるため、対象者を限定している起業セミナーでは自身が対象であるか、きちんと確認しましょう。
開催地域で選ぶ
コロナ禍以降、起業セミナーのオンライン開催が増えています。時間や距離の都合で通いづらい場合には、オンラインセミナーでもよいでしょう。
ただし起業後、相談する場を近くに持っておきたい人は、住まいの近くで開催される起業セミナーに参加し、仲間や人脈を作っておくことをおすすめします。
また、リアル店舗を持つビジネスを検討している場合や、地域に根ざした事業を展開したい場合も、参加者が実際に集まるセミナーがいいでしょう。前述のとおり、公的機関は補助金・助成金に関する情報や、地元ならではの人脈をたくさん持っているため、起業時に役立つ情報をより多く仕入れられる可能性があるためです。自身が起業予定のエリア周辺で開催されるものであれば、なおよいでしょう。
公的機関が主催する起業セミナーでは、地域を限定して受講生を募集することがあるため、起業予定エリアの近くにある各自治体の商工会、商工会議所のホームページなどを定期的に確認してみてください。
信頼性が低い・怪しい起業セミナーの特徴
近年は起業セミナーの数が増えてきたこともあり、なかには信頼性が低く怪しげなセミナーも出てくるようになりました。最悪の場合は詐欺的被害を受けるリスクもあるため、注意が必要です。
信頼性が低い・怪しい起業セミナーの特徴として、主に以下のような事項が挙げられます。
怪しい起業セミナーの特徴
- 「絶対儲かる」「簡単に稼げる」などといった誇大広告・表現を使っている
- 具体性が無く、精神論ばかりを主張する
- 実績やスキルに乏しい人物が講師になっている
- 参加費用が極端に高額(初回は無料で徐々に金額が上がっていくことも)
上記に当てはまる場合は、参加を見送ったほうがよいでしょう。連続講義の場合は、途中であっても辞退を検討すべきです。
セミナーの善し悪しを見分けるには、講師の実績やセミナー参加者の口コミ、広告の表現をチェックしたり、カリキュラムの内容に具体性があるかを吟味したりすることが大切です。
起業セミナーに参加する際の注意事項
起業を考えている人にとって非常に役立つ起業セミナーですが、参加するにあたっていくつか注意事項があります。ここでは、特に重要な2つを紹介します。
余裕を持ってエントリーする
単発講座は時期にかかわらず開催されますが、連続講座は、大きな機関でも年に1回か数回の開催がほとんどです。特に公的機関のセミナーはその傾向が顕著です。参加する際に、ビジネスの大枠を示したエントリーシートの事前提出が必要なこともあります。
セミナーの開始前よりも1ヶ月ほど前に募集が締め切られたり、参加にあたって書類審査や面接審査があったりするため、十分な時間的余裕を持って準備しましょう。
エントリーシートの書き方がわからない場合は、募集締め切りの前に主催機関に相談するとアドバイスをくれることも多いようです。
セミナーホッパーにならないように
起業セミナーに参加するのであれば、「起業セミナーホッパー」にならないように気をつけましょう。「起業セミナーホッパー」とは、セミナーをわたり歩いて知識は増えるものの、なかなか実行に移せない人のことです。
起業セミナーに通っても、不安が100%解消されることはありません。また、どんなに市場環境などを調査したところで、起業が確実に成功する保証を得ることもできません。
起業に失敗はつきものです。失敗したとき、困ったときの相談先となるパイプや、悩みを打ち明けられる仲間を作るために起業セミナーを受講してもよいでしょう。
起業のために知識を得ることも大切ですが、実際にビジネスを始めてみて、動きながら感じる、学ぶ、考える姿勢が、起業する上では大切です。
まとめ
起業に関するさまざまな知識を学べる起業セミナーは、多くの人にとって非常に役立つものです。しかし怪しげなセミナーに参加して、時間や労力を無駄にしては意味がありません。
本記事で紹介した、起業セミナーを主催している団体や怪しい起業セミナーの特徴などを参考にして、自分に合った適切なセミナーを選ぶようにしましょう。
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監修 米澤 潤平
26歳のときに中小企業診断士、29歳のときに社会保険労務士、39歳のときに税理士資格を取得。コンサルティング会社に勤務する傍らで、税理士事務所を開業し、主に法人・個人からの税務相談や経営相談、決算・申告などのセミナー講師、会計や税務に関する執筆活動を中心に活動している。