「確定申告は難しい」、そんな印象を持っていませんか?確定申告には青色と白色があり、確かに青色申告書を手書きで作成するには経理や簿記の知識が必要です。計算ミスをしないように気をつけることも重要です。
しかし、クラウド会計ソフトの普及で簿記の知識がなくても、誰でも確定申告や経理作業ができるようになりました。ちょっとしたコツでかなり負担が軽減され、節税までできます。
本記事では、個人事業主やフリーランスが確定申告をかんたんに終わらせ、提出するためのコツをご紹介します。
目次
freee会計で電子申告をカンタンに!
freee会計は〇✕形式の質問で確定申告に必要な書類作成をやさしくサポート!口座とのデータ連携によって転記作業も不要になり、入力ミスも大幅に削減します。
確定申告とは
確定申告とは、1年間(1月1日〜12月31日)の所得を計算・申告し、納税まで行う一連の作業をいいます。
所得とは、売り上げから経費を引いた金額のことです。所得からさらに各種控除の金額を差し引き、最終的に算出された金額に課税パーセンテージをかけて、納税金額が決定します。
つまり、所得から差し引く経費が多いほど、課税対象となる所得の金額は小さくなるのです。
確定申告のコツ①定期的に経理の時間を作る
確定申告では、まず年間の売上と経費を計算します。経費は勘定科目ごとに分類しますが、溜め込むと確定申告期にとても時間がかかります。確定申告の時期に一気に経費を登録するのではなく、月に1度、請求書を出すタイミングで経費も計算するなど、こまめに作業することをおすすめします。
1人だと挫折しそうな場合は、同じくフリーランスや個人事業主に声をかけて一緒に経理作業をしてもいいかもしれません。例えば、クラウド会計ソフトのfreeeは利用者向けにfreee部というコミュニティを持っています。過去に、経理に関する質問会やもくもくと作業をする「もくもく会」などが開催されました。
フリーランスや個人事業主を応援するフリーランス協会のメールマガジンに登録するのもおすすめです。確定申告期にはフリーランスや個人事業主に役立つ記事やイベント情報を発信しています。経済危機などが起こった時は、政府の方針や動きなど最新の話題がいち速く配信されました。
確定申告のコツ②クラウド会計ソフトを使う
クラウド会計ソフトを使うことで確定申告の負担は大幅に軽減されます。これは、多くのクラウド会計ソフトが、経理や会計などの専門知識がなくとも操作できるためです。
初心者でもわかりやすく設計されており、例えば、クラウド会計ソフトのfreeeは経費登録の際、勘定科目もプルダウンから選ぶだけで済みます。
細かく分類された勘定科目。勘定科目の下に具体例も書かれているため選びやすい
ネット接続があればどこからでもアクセスできるため、例えば出先で事業に関する買い物をして、その場でアプリで写真を撮って経費登録することもできます。
アプリは自動で文字を読み取ってくれる上に、過去の履歴から勘定科目を推測してくれます。一つ一つ項目を手入力する手間が大幅に少なくなります。
クラウド会計ソフトを使って確定申告をする場合、銀行口座やクレジットカードの口座とクラウド会計ソフトを連携させることをお勧めします。口座を自動同期しておけば明細を見ながら手入力をする必要がありません。
これは大幅な時間節約になります。経費登録と同じく、勘定科目を自動で推察してくれる点も便利です。さらに、過去の取引履歴や帳簿のデータから資金繰りについても自動で予測を立て、資金ショートを起こさないか定期的にチェックすることもできます。
確定申告のコツ③請求書を一括で管理する
確定申告のもう一つのコツは、請求書の管理を意識することです。請求書を発行したら、番号を付けて一つのフォルダでわかりやすく管理しましょう。
請求書の発行日と振込日は異なること多いため、定期的に未入金がないか確認することが大切です。万が一、振込が遅れた場合はすぐみ先方に連絡をしましょう。
請求書の管理に関しても、クラウド会計ソフトはとても役立ちます。
まず、請求書のテンプレートを迷う人は少なくありません。インターネット上には色々なテンプレートがあります。使ってみたものの使い勝手が良くない・自動で計算されないなどはよくあります。
クラウド会計ソフトのfreeeは見積書・発注書・納品書・請求書の発行機能もあります。特に、見積書からボタン一つで請求書に変換できる機能はとても便利です。見積書を見ながらいちいち転記したり、コピーしたことが原因でミスが発生することもありません。
作成した請求書は、登録した取引先にボタン一つで送付できます。メールの文面もすでに作成されているので、文章を考える必要すらありません。さらに、郵送(150円/通)にも対応しているため、紙で請求書が欲しいと言われた際は、代行で請求書を出してもらうこともできます。
事業用の銀行口座と連携しているため、振込が遅れたらアラートが出ます。自分で銀行口座を確認することなく、未入金の対応ができるのです。
確定申告の出し方(提出方法)
確定申告の提出期間は通常、2月15日から3月15日です。15日が土日祝日の場合は翌月曜日が期限となります。確定申告期間は年によって異なる場合があるので、国税庁のホームページを確認しましょう。
確定申告の提出方法は主に3つあります。
- 税務署に郵送
- 税務署に持参
- e-Taxで電子申告
e-Taxはオンラインで完結するのでとても便利です。手続きにはマイナンバーカードが必要なるので準備しておきましょう。
郵送、持参、電子申告…いずれの方法で確定申告書を出す場合も、クラウド会計ソフトは役立ちます。例えば、クラウド会計ソフトのfreeeは全ての提出方法に対応。郵送する場合は、確定申告書類を印刷する際に宛名も一緒にプリントアウトできます。電子申告を使えば、自宅からにいながら即日の提出が可能です。
特に2020年からは、電子申告を選択すると控除が上乗せになります。クラウド会計ソフトのfreeeはMac・WindowsどちらのOSにも対応しているため、節税のためにも電子申告を活用しましょう。
これまで、確定申告を簡単にするためのコツと提出方法について解説してきました。ここから先は、具体的な確定申告書の作り方について解説します。
確定申告を簡単に終わらせる方法
確定申告には青色申告と白色申告の2種類があります。どちらを選択するにしても、期限までに正確な内容の書類を作成し申告しなければいけません。
確定申告書を作成する方法は手書きのほかにも、国税庁の「確定申告等作成コーナー」を利用するなどさまざまですが、会計知識がないと記入内容に悩む場面も出てくるでしょう。
そこでおすすめしたいのが、確定申告ソフト「freee会計」の活用です。
freee会計は、〇✕形式の質問で確定申告に必要な書類作成をやさしくサポートします。必要な計算は自動で行ってくれるため、計算ミスや入力ミスを軽減できます。
ここからは、freee会計を利用するメリットについて紹介します。
1.銀行口座やクレジットカードは同期して自動入力が可能!
1年分の経費の入力は時間がかかる作業のひとつです。freee会計に銀行口座やクレジットカードを同期すると、利用した内容が自動で入力されます。
また、freee会計は日付や金額だけでなく、勘定科目も予測して入力します。
溜め込んだ経費も自動入力でカンタン!
2.現金取引の入力もカンタン!
freee会計は、現金での支払いも「いつ」「どこで」「何に使ったか」を家計簿感覚で入力できるので、毎日手軽に帳簿づけが可能です。自動的に複式簿記の形に変換してくれるため、初心者の方でも安心できます。
さらに有料プランでは、チャットで確定申告について質問ができるようになります。オプションサービスに申し込めば、電話での質問も可能です。
freee会計の価格・プランについて確認したい方はこちらをご覧ください。
3.〇✕形式の質問に答えると、各種控除や所得税の金額を自動で算出できる!
各種保険やふるさと納税、住宅ローンなどを利用している場合は控除の対象となり、確定申告することで節税につながる場合があります。控除の種類によって控除額や計算方法、条件は異なるため、事前に調べなければなりません。
freee会計なら、質問に答えることで控除額を自動で算出できるので、自身で調べたり、計算したりする手間も省略できます。
4.確定申告書を自動作成!
freee会計は取引内容や質問の回答をもとに確定申告書を自動で作成できます。自動作成した確定申告書に抜け漏れがないことを確認したら、税務署へ郵送もしくは電子申告などで提出して、納税をすれば確定申告は完了です。
また、freee会計はe-tax(電子申告)にも対応しています。e-taxからの申告は24時間可能で、税務署へ行く必要もありません。青色申告であれば控除額が10万円分上乗せされるので、節税効果がさらに高くなります。
e-tax(電子申告)を検討されている方はこちらをご覧ください。
完成した確定申告書を提出・納税して確定申告が完了!