フリーランスとして独立してから、「仕事がない」と悩む方も少なくありません。また、今は仕事が順調だとしても、いつその仕事がなくなるかはわかりません。
こういったことを考えるとフリーランスも新規案件獲得の営業について考えておく必要があるかもしれません。今回の記事では、フリーランスと営業についてご紹介していきます。
目次
freee開業で税務署に行かずに開業届をカンタン作成!
freee開業は開業に必要な書類を無料でかんたんに作れるサービスです。必要な項目を埋めるだけなので最短5分で正確な書類が完成します。マイナンバーカードがあればスマホからでも提出が可能!作成から提出までの工数を大幅に削減できます。
フリーランスになる前に
副業解禁や働き方改革の影響でフリーランスの働き方が注目を集め、柔軟で自由な働き方をするフリーランスに憧れる方もいるかもしれません。しかし、フリーランスは会社員のように仕事は用意されておらず、本業だけではなく営業や事務・経理作業も全て自分で行わなくてはいけません。
フリーランスの仕事の獲得経路
フリーランスの職種として多いのは、デザイナーやエンジニア、イラストレーターなどのクリエイティブ系職業や、オンラインマーケターや広報、秘書などのビジネス系の職種です。
そして一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会の「フリーランス白書」によると、フリーランスの仕事の獲得経路は「人脈」や「過去・現在の取引先」などが大半を占めます。
つまり、何かしらのスキルや技術を持っていて、さらに仕事を獲得する人間関係がある方が多いと言えるでしょう。
スキル獲得と人脈
企業に所属せずに自力で仕事を獲得するために最も大切なことは、そもそもお金を稼げるだけの十分なスキルがあるかどうかです。
フリーランスになる方の多くは、専門学校や独学でスキルを獲得し、なかには在学中から仕事をしている方もいます。また、通学や独学では得にくいことの一つに「相場観」があります。自分の仕事はいったいいくらくらいなのかを知るために数年会社勤めをし、人脈を築いてから独立したという話もよく聞きます。
フリーランスに営業が必要なケース
では、フリーランスに営業が必要なのはどんな場合でしょう。
まず考えられるのは、クライアントが一社のみなど偏りがある場合です。その一社との取引がなくなった場合、収入源が絶たれます。
投資のポートフォリオと同じで、収入源は複数に分散させた方が安心と言えるでしょう。
自社サイトやSNSの活用
フリーランスの営業方法としてお勧めしたいことの一つが自社サイトやブログ、SNSの活用です。定期的に自分の実績や活動状況を更新し、Facebook・Twitter・InstagramなどのSNSを通して発信しましょう。
自分が思っている以上に周りの方は投稿を読んでくれています。たとえ投稿した当初は反応がなかったとしても、ある日突然メールやダイレクトメールが送られてくることも。
また、実績集やポートフォリオを持っていることで、仕事の話が来た時にすぐに自分の直近の仕事を伝えることができます。
クラウドソーシングサイトの活用
ランサーズやクラウドワークスなどのクラウドソーシングサイトを活用する方法もお勧めです。これは、特に経験や人脈が少ない分野の場合に良いかもしれません。
クラウドソーシングサイトで経験を積み、それをポートフォリオや実績として今後の仕事に活用していきます。
時給や価格の決め方
新たな取引先を開拓する際、悩ましいのが価格や時給の決め方です。
価格を決める際には、自分がその仕事をどれくらいの時間でできるのかを知っておきましょう。一つの作業を他の人より速く、正確に、高い完成度でできるかどうかはとても重要です。
また、フリーランスにとって自己管理は必須のスキルの一つ。スケジュール管理のためにも、作業時間を記録・把握することが大切です。
自分の作業時間を把握したら、ネット上に出ている求人や記事を参考に価格を決定しましょう。また、新規クライアントから提示された価格をもとに相場観を知る方もいらっしゃるようです。
フリーランスの営業:電話やメール
ポートフォリオや実績集を用意し、価格・時給も決まっている場合は、「仕事がしたい」と思う会社や個人をリストアップし、電話やメールで営業をしてみましょう。
その際、断られても落ち込まないことがポイントです。10社コンタクトを取って1社から返事が来ればOKくらいに思っておきましょう。そこから仕事に繋がる会社はさらに少ないはずです。もし今クライアントがゼロなのであれば、最低でも100社にコンタクトを取るくらいのガッツが必要です。
そして営業をする際は、自分はこれまでどんな仕事をしてきて、どんな実績があって、その会社とどんな仕事がしたいのか、どんなメリットがあるのかを丁寧に説明することが大切です。
フリーランスの営業:SNS
TwitterやFacebook上で仕事の募集を見かけることもあります。自分の仕事に関わりそうな人はフォローし、積極的に最新の情報を集める姿勢が重要です。
また、Facebook上では、同業種でのグループが作成されていることもあり、そこで仕事の募集が掲載されていることもあります。
どうしても仕事がなくなった場合は?
営業をしてもどうしても仕事がない場合は、アルバイトをしてお金を稼ぎましょう。コンビニでもラーメン屋さんでも、仕事は探せば必ずあります。
なかには、「会社勤めができなくてフリーランスになった」という方もいるかもしれませんが、フリーランス=社会性がなくてもOKという訳ではありません。
会社に頼らずに生きていくことはとても大変なことです。うまくいかない時も、なりふり構わず努力する泥臭さが時に必要ではないでしょうか。
営業・経理・納税…少しでも負担を減らすために
これまで見てきたように、フリーランスの営業は簡単なことではありません。また、営業だけではなく、経理や納税もフリーランスは自分でやる必要があります。
フリーランスとして独立した際は、ご自身で提出が必要な届出を調べ、税務署や然るべき機関に提出する必要もあります。
利益に直接繋がらない仕事を効率良くこなし、本業に集中するためにお勧めしたいのが、freee開業とfreee会計です。
freee開業なら、税務署に行かずに開業届をかんたんに作成
個人事業を始める際には「開業届」を、青色申告をする際にはさらに「青色申告承認申請書」を提出する必要があります。 記入項目はそれほど多くはありませんが、どうやって記入したらいいのかわからないという方も多いと思います。
そこでおすすめなのが「freee開業」です。ステップに沿って簡単な質問に答えていくだけで、必要な届出をすぐに完成することができます。
freee開業で作成可能な5つの届出
1. 個人事業の開業・廃業等届出書
開業届のことです。
2. 所得税の青色申告承認申請書
青色申告承認申請書は事業開始日から2ヶ月以内、もしくは1月1日から3月15日までに提出する必要があります。期限を過ぎた場合、青色申告できるのは翌年からになるため注意が必要です。
3. 給与支払事務所等の開設・移転・廃止届出書
家族や従業員に給与を支払うための申請書です。
4. 源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書
原則毎月支払う源泉所得税を年2回にまとめて納付するための手続です。毎月支払うのは手間ですので、ぜひ提出しましょう。
5. 青色事業専従者給与に関する届出・変更届出書
青色申告をする場合に、家族に支払う給与を経費にするための手続です。青色申告をして家族に給与を支払う場合は必ず提出しましょう。
freee開業の使い方を徹底解説
freee開業を使った開業届の書き方は、準備→作成→提出の3ステップに沿って必要事項を記入していくだけです。
Step1:準備編
準備編では事業の基本情報を入力します。迷いやすい職業欄も多彩な選択肢のなかから選ぶだけ。
事業の開始年月日、想定月収、仕事をする場所を記入します。
想定月収を記入すると青色申告、白色申告のどちらが、いくらお得かも自動で計算されます。
Step2:作成編
次に、作成編です。
申請者の情報を入力します。
名前、住所、電話番号、生年月日を記入しましょう。
給与を支払う人がいる場合は、上記のように入力をします。
今回は準備編で「家族」を選択しましたので、妻を例に記入を行いました。
さらに、見込み納税金額のシミュレーションも可能。
※なお、売上の3割を経費とした場合の見込み額を表示しています。経費額やその他の控除によって実際の納税額は変化します。
今回は、青色申告65万円控除が一番おすすめの結果となりました。
Step3:提出編
最後のステップでは、開業に必要な書類をすべてプリントアウトし、税務署に提出します。
入力した住所をもとに、提出候補の地区がプルダウンで出てきます。地区を選ぶと、提出先の税務署が表示されますので、そちらに開業届けを提出しましょう。
届け出に関する説明とそれぞれの控えを含め、11枚のPDFが出来上がりました。印刷し、必要箇所に押印とマイナンバー(個人番号)の記載をしましょう。
郵送で提出したい方のために、宛先も1ページ目に記載されています。切り取って封筒に貼りつければ完了です。
いかがでしょう。
事業をスタートする際や、青色申告にしたい場合、切り替えたい場合など、届出の作成は意外と煩雑なものです。
しかし、freee開業を活用すれば、無料ですぐに届け出の作成が完了。
また、確定申告書の作成もfreee会計を使えば、ステップに沿ってすぐに完了します。
freee開業とfreee会計を使って、効率良く届出を作成しましょう。
確定申告を簡単に終わらせる方法
確定申告には青色申告と白色申告の2種類があります。どちらを選択するにしても、期限までに正確な内容の書類を作成し申告しなければいけません。
確定申告書を作成する方法は手書きのほかにも、国税庁の「確定申告等作成コーナー」を利用するなどさまざまですが、会計知識がないと記入内容に悩む場面も出てくるでしょう。
そこでおすすめしたいのが、確定申告ソフト「freee会計」の活用です。
freee会計は、〇✕形式の質問で確定申告に必要な書類作成をやさしくサポートします。必要な計算は自動で行ってくれるため、計算ミスや入力ミスを軽減できます。
ここからは、freee会計を利用するメリットについて紹介します。
1.銀行口座やクレジットカードは同期して自動入力が可能!
1年分の経費の入力は時間がかかる作業のひとつです。freee会計に銀行口座やクレジットカードを同期すると、利用した内容が自動で入力されます。
また、freee会計は日付や金額だけでなく、勘定科目も予測して入力します。
溜め込んだ経費も自動入力でカンタン!
2.現金取引の入力もカンタン!
freee会計は、現金での支払いも「いつ」「どこで」「何に使ったか」を家計簿感覚で入力できるので、毎日手軽に帳簿づけが可能です。自動的に複式簿記の形に変換してくれるため、初心者の方でも安心できます。
さらに有料プランでは、チャットで確定申告について質問ができるようになります。オプションサービスに申し込めば、電話での質問も可能です。
freee会計の価格・プランについて確認したい方はこちらをご覧ください。
3.〇✕形式の質問に答えると、各種控除や所得税の金額を自動で算出できる!
各種保険やふるさと納税、住宅ローンなどを利用している場合は控除の対象となり、確定申告することで節税につながる場合があります。控除の種類によって控除額や計算方法、条件は異なるため、事前に調べなければなりません。
freee会計なら、質問に答えることで控除額を自動で算出できるので、自身で調べたり、計算したりする手間も省略できます。
4.確定申告書を自動作成!
freee会計は取引内容や質問の回答をもとに確定申告書を自動で作成できます。自動作成した確定申告書に抜け漏れがないことを確認したら、税務署へ郵送もしくは電子申告などで提出して、納税をすれば確定申告は完了です。
また、freee会計はe-tax(電子申告)にも対応しています。e-taxからの申告は24時間可能で、税務署へ行く必要もありません。青色申告であれば控除額が10万円分上乗せされるので、節税効果がさらに高くなります。
e-tax(電子申告)を検討されている方はこちらをご覧ください。
完成した確定申告書を提出・納税して確定申告が完了!