請求書の基礎知識

時候の挨拶はビジネス文書にも記載するのが一般的!季節ごとに使い分けよう

時候の挨拶はビジネス文書にも記載するのが一般的!季節ごとに使い分けよう

時候の挨拶とは、季節を表す言葉を使った挨拶文です。手紙やはがきでのメッセージに添えられることも多く、ビジネスシーンでも必要に応じて使用することがあります。

季節の移り変わりや節目を感じさせる挨拶の中には、日本文化や風習が色濃く反映されるものです。本記事では、時候の挨拶の意味や種類、季節ごとの代表的な挨拶を紹介します。

目次

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時候の挨拶とは

時候の挨拶とは、手紙の最初(書き出し)と最後(結び)に記載する、季節や行事に合わせた言葉を使った文章のことです。拝啓や謹啓といった頭語に続いて記載され、「暑中お見舞い申し上げます」や「新春の候」などの文章があります。

なお、時候の挨拶は手紙だけでなく、請求書や領収書などのビジネス文書の郵送時に同封する送付状にも記載するのが一般的です。

請求書などの送付状については、別記事「請求書に添付する送付状の正しい書き方と注意点」もあわせてご覧ください。

時候の挨拶は必ず記載しなければならないわけではありませんが、相手を気遣ったり祝意を表したりする意味が含まれるため、記載すると丁寧で誠実な印象を与えられます。

時候の挨拶は季節ごとに使用する言葉が異なります。具体的には、1年を春夏秋冬の4つの季節に区切り、それをさらに6つに分けた二十四節気ごとの時候の挨拶があり、季節ごとに使い分けます。

時候の挨拶の種類

時候の挨拶には、漢語調と口語調の2種類があります。漢語調は簡潔に短く表現したもの、口語調は漢語調に比べてやわらかく表現したものです。

どちらを使うかは、手紙を送る相手や場面によって判断しましょう。ビジネスシーンでは、漢語調、口語調いずれも使用されます。真面目でおかたい印象を与えたい場合には漢語調、やわらかく丁寧な印象を与えたいのであれば、口語調の時候の挨拶を用いましょう。

漢語調と口語調の具体的な時候の挨拶は、以下のとおりです。


漢語調(書き出し)・新春の候
・初夏の候
・秋晴の候
・師走の候
口語調(書き出し)・桜がきれいに咲き誇る季節となりました。
・暑い夏がやってきたので、しっかり水分補給をしましょう。
・だんだん涼しくなってきて、秋の風を感じています。
・日に日に寒さが増しているので、お体ご自愛ください。
口語調(結び)・春の訪れとともに、皆さまにも幸せが訪れることをお祈りいたします。
・毎日暑いですが、健康に気を付けて元気にお過ごしください。
・実り豊かな秋となりますよう、お祈り申し上げます。
・本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

季節ごとの時候の挨拶

時候の挨拶では、最初に記載する書き出しの挨拶のほかにも、手紙の主文の後に記載する結びの挨拶があります。ここでは、1月から12月まで、各月で使用できる時候の挨拶を紹介します。

1月の時候の挨拶

1月は新しい年となり、おめでたい雰囲気の月です。お正月には親族が互いに行き来し、宴会をすることも多く、仲睦まじい様子から「睦月(むつき)」と呼ばれるようになったともいわれています。

二十四節気では1月5日頃が小寒(しょうかん)、1月21日頃が大寒(だいかん)に該当します。

1月の具体的な時候の挨拶は、次のとおりです。


書き出し・新春の候
・初春の候
・寒冷の候
・厳冬の候
・新しい年を迎え、お元気でお過ごしでしょうか。
・お正月の賑わいも過ぎ去り、いかがお過ごしでしょうか。
・寒さ厳しい日々が続いておりますが、お身体を大切にお過ごしください。
・新たな年が始まり、多忙な日々を送られていることと存じます。
結び・今年もよろしくお願い申し上げます。
・寒さが厳しい季節ですが、どうぞご自愛ください。
・幸多き1年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。

1月の時候の挨拶を使用した手紙の書き方の例は、以下のとおりです。

拝啓 新しい年を迎え、お元気でお過ごしでしょうか。

さて、……(本文) 幸多き1年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。

敬具

2月の時候の挨拶

暦の上では春の始まりとなる2月ですが、1年のうちで一番寒い季節となります。2月の和名は「如月(きさらぎ)」といいますが、この由来は2月の寒さから「着更着(=衣をさらに着る)」とされた説が有力とされています。

二十四節気では2月4日頃が春の始まりを表す立春(りっしゅん)、2月19日頃は雨水(うすい)に該当します。

2月の具体的な時候の挨拶は、次のとおりです。


書き出し・立春の候
・晩冬の候
・雪解の候
・梅花の候
・まだまだ寒さが厳しい日が続いておりますが、お変わりなくお過ごしでしょうか。
・厳しい寒さが続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
・梅のつぼみが顔を出し、春の訪れを感じる季節となりました。
・春の訪れが待ち遠しいこの頃、皆さまお元気にお過ごしでしょうか。
結びしばらく寒い日が続きそうですので、ご自愛ください。
まだまだ厳しい寒さが続きますが、無理せずお過ごしください。

2月の時候の挨拶を使用した手紙の書き方は、以下を参考にしてください。

拝啓 梅のつぼみが顔を出し、春の訪れを感じる季節となりました。

さて、……(本文)

まだまだ厳しい寒さが続きますが、無理せずお過ごしください。

敬具

3月の時候の挨拶

3月は全体を通して気温の変化が大きい月です。一般的に3月上旬は肌寒さが残りますが、下旬には一気に気温が高くなることもあります。

二十四節気では3月5日頃が啓蟄(けいちつ)、3月21日頃が春分(しゅんぶん)に該当します。春分の日を区切りとして、日が長くなります。3月の和名は「弥生(やよい)」で、この由来は「草木がいよいよ生い茂る」ことを意味する「木草弥生月(きくさいやおひづき)」を省略したものだといわれています。 3月の時候の挨拶は、次のとおりです。3月は、多くの企業が期末を迎える年度末でもあります。取引先が3月を期末としている場合は、年度末の忙しい時期をいたわる結びの言葉を使うのもいいでしょう。


●●
書き出し・早春の候
・春分の候
・春色の候
・まだ寒さが残る中、春の気配を感じる頃となりました。
・桜の開花が待ち遠しい今日この頃、お変わりなくお過ごしでしょうか。
・春の訪れを感じるこの季節、お忙しい日々をお過ごしのことと存じます。
結び・気温の変化が大きい季節なので、くれぐれもお体にお気を付けください。
・年度末のお忙しい時期かと思いますが、引き続きよろしくお願い申し上げます。

3月の時候の挨拶を使用した手紙の書き方は、以下を参考にしてください。

拝啓 桜の開花が待ち遠しい今日この頃、お変わりなくお過ごしでしょうか。

さて、……(本文)

年度末のお忙しい時期かと思いますが、引き続きよろしくお願い申し上げます。

敬具

4月の時候の挨拶

新年度を迎え、入学式や入社式などの新生活が始まるのが、4月です。暖かい陽気が続き、桜をはじめとした草花も多く咲き誇ります。和名は「卯月(うづき)」と呼ばれ、旧暦時代の卯月(現在の5~6月頃)は卯の花が咲く季節だったことが由来といわれています。

二十四節気では4月5日頃が清明(せいめい)、4月20日頃が穀雨(こくう)に該当します。

4月の具体的な時候の挨拶は、次のとおりです。


書き出し・桜花の候
・麗春の候
・陽春の候
・春日の候
・春らしい日々が続きますが、お変わりなくお過ごしでしょうか。
・春の陽気が心地よいこの頃、いかがお過ごしでしょうか。
・桜の花が咲き始め、春の訪れを感じますね。皆さま元気にお過ごしでしょうか。
・春の風に誘われて、外に出るのも気持ちのよい季節となりました。
結び・新年度が始まり多忙な日々が続くかと存じますが、どうぞお身体に気を付けてください。
・季節の変わり目となりますので、くれぐれもご自愛ください。

4月の時候の挨拶を使用した手紙の書き方は、以下を参考にしてください。

拝啓 春の風に誘われて、外に出るのも気持ちのよい季節となりました。

さて、……(本文)

季節の変わり目となりますので、くれぐれもご自愛ください。

敬具

5月の時候の挨拶

5月は気候も良い日が多く、新緑が芽吹く季節です。和名の「皐月(さつき)」の由来は諸説ありますが、田植えを表す早苗(さなえ)をする月ということで、略されて皐月となったという説が有力といわれています。

二十四節気では5月5日頃が立夏(りっか)、5月21日頃が小満(しょうまん)に該当します。

5月の具体的な時候の挨拶は、次のとおりです。


書き出し・青葉の候
・立夏の候
・残春の候
・初夏の候
・晴れやかな青空の広がる季節となりました。
・青葉が映えるこの頃ですが、いかがお過ごしでしょうか。
・穏やかで過ごしやすい季節ですが、皆さまお変わりございませんでしょうか。
結び・まだ肌寒い日もありますので、お体に気を付けてお過ごしください。
・季節の変わり目となりますので、くれぐれもご自愛ください。

5月の時候の挨拶を使用した手紙の書き方は、以下を参考にしてください。

拝啓 穏やかで過ごしやすい季節ですが、皆さまお変わりございませんでしょうか。

さて、……(本文)

まだ肌寒い日もありますので、お体に気を付けてお過ごしください。

敬具

6月の時候の挨拶

6月は梅雨の季節であり、夏の始まりでもある季節です。5月に比べると気温も高くなり、蒸し暑さを感じる日も多くなります。6月の和名は「水無月(みなづき)」といい、水のない田んぼに水を注ぐ頃ということが由来といわれています。

二十四節気では6月6日頃が芒種(ぼうしゅ)、6月21日頃が夏至(げし)です。

6月の具体的な時候の挨拶は、次のとおりです。


書き出し・入梅の候
・梅雨の候
・初夏の候
・雨の日が多いですが、お変わりございませんでしょうか。
・梅雨明けが待ち遠しい季節となりました。
結び・梅雨で肌寒い季節ですが、お身体を大切にお過ごしください。
・梅雨明けまでもうすぐですが、くれぐれもご自愛ください。

6月の時候の挨拶を使用した手紙の書き方は、以下を参考にしてください。

拝啓 雨の日が多いですが、お変わりございませんでしょうか。

さて、……(本文)

梅雨明けまでもうすぐですが、くれぐれもご自愛ください。

敬具

7月の時候の挨拶

梅雨が明け、夏らしさが強まるのが7月です。日中の気温が高くなり、海水浴や花火大会など、夏らしいイベントも目白押しの季節となります。7月の和名「文月(ふみづき)」は、稲穂が実る頃を意味する「穂含月(ほふみづき)」から来ているという説などがあります。

二十四節気では7月7日頃が小暑(しょうしょ)、7月23日頃が大暑(たいしょ)です。

7月の具体的な時候の挨拶は、次のとおりです。


書き出し・梅雨明けの候
・盛夏の候
・酷暑の候
・梅雨が明け夏本番もすぐそこですが、いかがお過ごしでしょうか。
・厳しい暑さの続く毎日ですが、お身体の調子はいかがでしょうか。
結び・しばらく厳しい暑さが続きそうなので、お身体を大切にお過ごしください。
・暑い日が続くので、しっかり水分を補給して体調に気を付けてください。

7月の時候の挨拶を使用した手紙の書き方は、以下を参考にしてください。

拝啓 梅雨が明け夏本番もすぐそこですが、いかがお過ごしでしょうか。

さて、……(本文)

暑い日が続くので、しっかり水分を補給して体調に気を付けてください。

敬具

8月の時候の挨拶

8月は日中の気温が猛暑日を超える日も多く、夏本番となります。和名「葉月(はづき)」の由来としては、木々の葉が落ち始める時期を意味する「葉落月(はおちづき)」が転じたものという説があります。

二十四節気では、8月8日頃が立秋(りっしゅう)、8月23日頃が処暑(しょしょ)です。

8月の具体的な時候の挨拶は、次のとおりです。


書き出し・残暑の候
・納涼の候
・暮夏の候
・晩夏の候
・厳しい残暑が続きますが、お変わりございませんでしょうか。
・暑さもひと段落しそうですが、いかがお過ごしでしょうか。
結び・まだまだ暑い日が続きますが、くれぐれもご自愛ください。
・暑さ厳しき折、体調に気を付けてお過ごしください。

8月の時候の挨拶を使用した手紙の書き方は、以下を参考にしてください。

拝啓 厳しい残暑が続きますが、お変わりございませんでしょうか。

さて、……(本文)

まだまだ暑い日が続きますが、くれぐれもご自愛ください。

敬具

9月の時候の挨拶

9月になると暑さも落ち着き、過ごしやすい気温になる季節です。また、9月はお月見の季節でもあり、この時期の満月は中秋の名月と呼ばれます。9月を表す和名は長月(ながつき)と呼ばれ、秋分を過ぎて日が短くなったことを意味する「夜長月(よながつき)」が短くなったものという説があります。

二十四節気では9月8日頃が白露(はくろ)、9月23日頃が秋分(しゅうぶん)です。

9月の具体的な時候の挨拶は、次のとおりです。


書き出し・初秋の候
・秋分の候
・秋晴の候
・秋冷の候
・涼やかな秋風を感じる季節になりました。
・暑さが秋風とともに和らぐこの頃、お変わりございませんでしょうか。
結び・朝や夜は肌寒いので、お身体にお気をつけてお過ごしください。
・季節の変わり目となりますので、くれぐれもご自愛ください。

9月の時候の挨拶を使用した手紙の書き方は、以下を参考にしてください。

拝啓 涼やかな秋風を感じる季節になりました。

さて、……(本文)

朝や夜は肌寒いので、お身体にお気をつけてお過ごしください。

敬具

10月の時候の挨拶

10月は9月に比べて一気に気温が下がり、涼しい晴れ間が多くなる季節です。各地では紅葉シーズンに入ります。10月を表す和名「神無月(かんなづき)」は、この時期になると日本中の神様が出雲大社に集まると考えられ、各地に神様がいなくなるとして神無月(かみなしづき)になったといわれています。

二十四節気では10月8日頃が寒露(かんろ)、10月24日頃が霜降(そうこう)です。

10月の具体的な時候の挨拶は、次のとおりです。


書き出し・仲秋の候
・秋冷の候
・紅葉の候
・秋の訪れを感じる季節ですが、お変わりございませんでしょうか。
・木々の葉が色づきはじめる季節となりました。
結び・朝や夜は肌寒いので、お身体にお気をつけてお過ごしください。
・秋が深まる季節となりましたので、くれぐれもご自愛ください。

10月の時候の挨拶を使用した手紙の書き方は、以下を参考にしてください。

拝啓 秋の訪れを感じる季節ですが、お変わりございませんでしょうか。

さて、……(本文)

秋が深まる季節となりましたので、くれぐれもご自愛ください。

敬具

11月の時候の挨拶

秋も深まり、寒い日も増え始めるのが11月です。10月に続き紅葉シーズンの真っ只中となります。11月の和名は「霜月(しもつき)」で、この時期に霜が降り始めることからきています。

二十四節気では11月7日頃が立冬(りっとう)、11月22日頃が小雪(しょうせつ)に該当します。

11月の具体的な時候の挨拶は、次のとおりです。


書き出し・紅葉の候
・晩秋の候
・初冬の候
・氷雨の候
・冬の始まりを感じる季節ですが、元気にお過ごしでしょうか。
・木々の葉が散りゆく季節となりました。
・日に日に寒さが増していますが、いかがお過ごしでしょうか。
結び・朝や夜の冷え込みが強いので、お身体にお気をつけてお過ごしください。
・冬の寒さがすぐそこまで来ていますので、くれぐれもご自愛ください。

11月の時候の挨拶を使用した手紙の書き方は、以下を参考にしてください。

拝啓 木々の葉が散りゆく季節となりました。

さて、……(本文)

冬の寒さがすぐそこまで来ていますので、くれぐれもご自愛ください。

敬具

12月の時候の挨拶

11月に比べて寒さがより増してくる12月は、1年を締めくくる最後の月です。仕事納めに追われて何かとバタつく月ですが、クリスマスや大晦日など季節のイベントも多い月となります。和名の「師走(しわす)」は、「師も走るくらい忙しい」ことを意味します。

二十四節気では12月7日頃が大雪(たいせつ)、12月21日頃が冬至(とうじ)です。

12月の具体的な時候の挨拶は、次のとおりです。


書き出し・師走の候
・霜寒の候
・歳晩の候
・年の瀬も近く何かと忙しい季節ですが、お変わりございませんでしょうか。
・今年も残すところわずかとなりました。
結び・本年も大変お世話になりました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。
・寒さの厳しい毎日ですが、くれぐれもご自愛ください。

12月の時候の挨拶を使用した手紙の書き方は、以下を参考にしてください。

拝啓 今年も残すところわずかとなりました。

さて、……(本文)

寒さの厳しい毎日ですが、くれぐれもご自愛ください。 敬具

時候の挨拶を書く際の注意事項

手紙や送付状などに時候の挨拶を記載する場合には、季節に合ったあいさつ文を記載することと、頭語・結語とセットで使う決まりがあることに注意が必要です。

季節に合った挨拶文を記載する

挨拶状を作成する際には、季節に合わせた時候の挨拶を選ぶことが大切です。

たとえば、1月の寒い季節に送る手紙に「酷暑の候」や「厳しい残暑が続きますが、お変わりございませんでしょうか。」といった季節外れの時候の挨拶を書いてしまうと、相手に常識がないという印象を与える可能性があります。

季節ごとの時候の挨拶」で紹介したように、月ごとに分類されている時候の挨拶を使い分けましょう。

頭語・結語はセットで使う

時候の挨拶は、頭語・結語とセットで使うのが基本です。具体的には、書き出し文の前には「拝啓(はいけい)」や「謹啓(きんけい)」といった頭語を記載し、結びの文の後には「敬具(けいぐ)」や「敬白(けいはく)」などの結語を記載します。

頭語と結語は対になっているため、正しい組み合わせで使用しなければなりません。組み合わせは、以下のとおりです。


頭語結語
拝啓敬具
拝呈拝具
啓上敬白
啓白かしこ(※)
謹啓敬白
謹呈謹言
恭啓謹白
粛啓粛言
謹んで申し上げますかしこ(※)

※女性のみ使用できる

なお、親しい間柄での手紙などでは、頭語を記載せずに時候の挨拶から書き始めることも可能です。

まとめ

手紙や送付状を送るときに、季節の挨拶や相手を気遣う言葉となる時候の挨拶は、相手を尊重する気持ちが伝わる言葉です。時候の挨拶を記載する際には、季節に合った「書き出し」と「結び」を心がけることも大切となります。

挨拶の言葉選びや表現に工夫を加えることで、より温かみのあるコミュニケーションを築くことができるでしょう。

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よくある質問

時候の挨拶の例は?

時候の挨拶の例は、「新春の候」「秋晴の候」「桜がきれいに咲き誇る季節となりました。」「だんだん涼しくなってきて、秋の風を感じています。」などが挙げられます。

詳しくは記事内「時候の挨拶の種類」、「季節ごとの時候の挨拶」で解説しています。

時候の挨拶には何種類ある?

時候の挨拶は本文の前に記載する「書き出し」と本文の後に記載する「結び」があり、書き出しはさらに漢語調と口語調の2種類があります。

詳しくは記事内「時候の挨拶の種類」で解説しています。

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