一日のうち、多くの時間を費やす仕事。どうせなら、自分が好きなことを仕事にしたいと思う方も多いのではないでしょう。しかし、「好き」だけで生活できるほど甘くはない、という意見もあります。また、好きなことを仕事にしたとしても、逆にそれが嫌になってしまうという方もいるようです。今回の記事では、好きなことを仕事にするためのヒントを探っていきます。
目次
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好きなことを仕事にするメリット
「好き嫌い」だけで仕事ができるほど、世の中は単純ではないかもしれません。しかし、”好き”という前向きな気持ちがあるからこそ、仕事に情熱を注げることもあるはずです。大好きなことが仕事になれば、苦労や努力も前向きに考えることができるでしょう。なかには「やりたいことをしているからストレスがたまらない」という方もいるようです。
また、好きであれば自然とそのことを考えて、普段の生活のなかでも情報感度が高くなります。考える時間の絶対量が多くなることで成功する確率も上がるでしょう。
あるエンジニアの女性は、「好きだからもっとやりたい」「新しい技術が好き」という気持ちが強く、ゲームをするような感覚で新しいスキルを習得してきたそうです。このように、好きな分野だからこそ、学ぶ気持ちが高まるというメリットもあります。
好きなことを仕事にするデメリット
しかし、「好きなこと」や「やりたいこと」を仕事にした全員が成功しているわけではありません。なかには辛い思いをしたり、挫折を味わう方もいます。
また、好きなことを仕事にしたものの、実際に仕事としてやってみると思い描いていたものと違った、というケースもあります。例えば、イラストが好きでイラストレーターになった方が、自分が描きたいものが描けず、仕事が苦痛になってしまったという話も聞きます。
好きなことを仕事にして、活躍するのはどんな人?
では、好きなことを仕事にしつつ、なおかつ活躍している人にはどんな人がいるのでしょう。例えば下記のような専門的なスキルを持つ人たちは、好きなことが仕事になった例としてよくあがります。
- アーティスト
- スポーツ選手
- 小説家
- ライター
- エンジニア
- デザイナー
- 美容師
事業の形態も、フリーランス・個人事業主、起業家、会社員をしながら副業……など様々です。しかし、ある程度共通しているのは、”人並み以上”にその分野が好き、ということではないでしょうか。
好きなことを仕事にする前に、まずはどれくらい好きなのかを確認してみましょう。ぼんやりと好き、気に入っている、くらいの好きのレベルでは、本当に心から「好き」な人たちと同じ土俵で勝負した時にかなり苦労するはずです。四六時中仕事について考えていても苦ではない、という方もいます。”好き”の総量がそもそも違う場合は、一緒に働くのが辛くなってしまうかもしれません。
- その「好きなこと」に関わって数十年の年月が経っている
- 自他共に認めるくらいのマニア
- 講師ができるくらいの知識量がある
- 「好きなこと」に関する最新情報をいち早く入手している
など……。エンジニアやデザイナーとして活躍しているフリーランスの方には、学生時代からその分野に没頭し、いつの間にか仕事になっていた、という人も少なくありません。
逆に、最初はそこまでやりたいことではなかったことが、経験するうちに「好きなこと」に転ずることもあります。例えば、なんとなく就職した会社で「ものが売れることが嬉しい」「関わった人たちに喜んでもらえた」などのプラスの出来事がきっかけで、その分野を勉強する気持ちが高まり、「好きな仕事」になったというケースもあります。
好きなことがない場合はどうすればいい?
好きなことを仕事にする生活に憧れていても、そもそも何が好きなのかわからない、という話もよく聞きます。その場合は、今までの自分を振り返ったり、現在の趣味から考えてみるといいかもしれません。その際、マインドマップを活用するなどして、実際に手を動かす方法がオススメです。自分でも気づかなかった、好きなこと、得意なことを見つけるきっかけになるはずです。
また、「好きを仕事にする」ことを目的としてと考えるのではなく、まず自分がどんな生活を送りたいか、どんな生き方をしたら幸せか、ライフスタイルから考えるのも一つの方法です。仕事を目的にするのではなく、どう生きていきたいかを考えることが、働き方を考えるきっかけにもなるはずです。
好きなことを仕事にする方法
好きなことを仕事にする方法として、フリーランス、個人事業主、会社経営などがイメージしやすいかもしれません。しかし、会社員としてでもやりたい仕事はできますし、最近では副業が推進されているため、会社員をしながら余暇の時間を自分の好きな仕事に充てることもできるでしょう。
以前は、会社が社員の教育や住まい、医療、保養所など多くのものを社員に提供していました。しかし、最近はそういった会社も少なくなり、会社の寿命よりも個人の寿命の方が今後はずっと長くなると言われています。これまでのように一つの企業に勤め上げることは少なくなるでしょう。
このため、本業だけではなく、「好きなこと」「興味があること」からスタートして複数の収入源を持つことはリスクヘッジにもなるはずです。
こういった時流から、政府は「働き方改革実行計画」で副業・兼業を下記のように評価しています。
副業や兼業は、新たな技術の開発、オープンイノベーションや起業の手段、第2の人生の準備として有効。
好きなことを仕事にすることで、人生が豊かになるだけではなく、将来の不安を解消するきっかけにもなるかもしれません。
まずは副業から始めてみよう
もしお勤めの会社が副業を禁止していない場合、まずは副業から始めてみてはいかがでしょう。ご自身がすでにお持ちのスキルや人脈を活用して副業をするのもいいですし、未経験の場合は、クラウドワークス、ランサーズ、ココナラなどのクラウドソーシングサイトを活用する方法もおすすめです。実際に動いてみることで、「好きを仕事にすること」がどういうことなのか、わかることもたくさんあるでしょう。
ちなみに、副業がOKだったとしても、事前に知っておくとあとあと便利なことがあります。それは、確定申告に関する知識です。
確定申告とは、ご自身の所得を計算し税務署に納税額を自己申告する作業です。
会社員の方で「副業の所得が1年間で20万円を超えた場合」は確定申告をする必要があります。所得とは「売上-経費」のことです。売上が100万円あったとしても、経費に85万円かかっていれば所得は差し引き15万円になるので、確定申告は不要です。
副業の確定申告をカンタンに終わらせる方法
年末調整をしている会社員でも副業をしていて、その副業の所得が20万円を超える場合には個人で確定申告が必要です。
確定申告には青色申告と白色申告の2種類がありますが、副業所得が「雑所得」に該当する場合は白色申告のみで青色申告は受けられません。
一方、副業所得が「事業所得」「不動産所得」に該当する場合は、青色申告が可能です。青色申告では、さまざまな節税メリットを受けることができる反面、事前の手続きや複式簿記での記帳が必要になり、白色申告に比べて申告準備に手間がかかります。
青色申告の準備や日々の記帳、申告書類の作成を楽にしたい方は、確定申告ソフト「freee会計」「freee開業」の活用がおすすめです。
ここからはfreeeを活用するメリットを、青色申告で確定申告を完了させるまでのステップにあわせてご紹介します。
青色申告するためのステップ1:開業届と青色申告承認書を作成・提出
青色申告するためには、「開業届」「青色申告承認申請書」を税務署へ提出しなければなりません。ここでおすすめなのがfreee開業です。
freee開業では、簡単な質問に答えていくことでこれらの書類を無料で自動作成できます。
青色申告するためのステップ2:日々の記帳
青色申告する準備として、日頃から帳簿をつけることが重要です。青色申告では複式簿記での記帳が義務付けられているため、会計知識が必要になります。
しかし、freee会計を利用すれば、現金での支払いも「いつ」「どこで」「何に使ったか」を家計簿感覚で入力できるので、毎日手軽に帳簿づけを行うことができます。自動的に複式簿記の形に変換してくれるため、会計・経理の経験がない方でも安心して利用できます。
青色申告するためのステップ3:確定申告書類の作成・提出
さらにfreee会計は、〇✕形式の質問で確定申告に必要な書類作成をやさしくサポートします。必要な計算は自動で行ってくれるため、計算ミスや入力ミスを軽減できます。
freee会計を使って自動作成した確定申告書に抜け漏れがないことを確認したら、税務署へ郵送もしくは電子申告などで提出して、納税をすれば確定申告完了です。
なお、納税方法はいくつかありますが、電子申告(e-Tax)がおすすめです。電子申告(e-tax)からの申告は24時間可能で、税務署へ行く必要もありません。青色申告であれば、控除額が10万円分上乗せされるので、節税効果がさらに高くなります。
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まとめ
今回の記事では、好きなことを仕事にすることは、いったいどういうことなのかについてみてきました。生活の満足度が上がる、成功する確率が高いなどのメリットがある一方で、思い描いていた状態と違ったり、挫折を味わう可能性があるなどのデメリットもあります。まずは、自分が本当にその分野が好きなのか、好きであればどれくらい好きなのかを知ることが大切です。また、最近では政府の後押しもあって副業推進の方向に世の中は動いています。会社員をしながら、まずは副業から始める方法もオススメです。