クレジットカードには事業用があり、上手に活用すれば、ビジネスシーンにおいてさまざまなメリットを利用することができます。
そのため、これから開業を目指す個人事業主や、より効率的な会社経営を目指す法人などにとって、大きな助けとなる場合もあるでしょう。
本記事では、事業用クレジットカード(ビジネスカード)の主なメリットである「資金繰りの改善」「経費処理の効率化」「事業用特典」などについて解説していきます。
目次
メリットその1「資金繰り改善」
基本的にクレジットカードを使って何かを購入した際の代金は、1~2カ月ほどあとになってから、まとめて支払う仕組みになっています。
こういった仕組みは「掛払い」や「後払い」と呼ばれ、「現在手元に資金はないものの、経営上すぐに購入しなければならない品物がある」などといったとき、大いに役立ちます。
事業用クレジットカード(ビジネスカード)も同様の仕組みになっているため、会社の資金繰りが苦しい場合などに利用すれば、問題の改善につながるでしょう。
利用限度額があるので、商品の仕入れなど外部への支払いと比較すると金額は小さいかもしれませんが、少しでも資金繰りが良くなるのは、魅力的なメリットでしょう。
▼参考URL:【シェアーズラボ】事業用クレジットカードのメリットと問題点を税理士が解説
メリットその2「経費処理の効率化」
会社経営における出費を事業用クレジットカードにまとめることで、支払い時点で出費を個人用と事業用に仕分けられます。
そうすることで、後々経理や会計などの作業が簡単になり、経費処理の効率化が図れるでしょう。
また、「freee会計」などの会計ソフトとクレジットカードのデータを同期させれば、銀行口座も含めた経理状況をまとめて効率よく管理可能です。会計ソフトとクレジットカードが同期していない場合、「従業員が買い物の際にレシートをもらって、そのレシートを経理担当者が集めて管理し、会計ソフトに仕訳入力を行う」というような作業工程になるのが一般的です。
しかし、会計ソフトとクレジットカードが同期できていれば、「クレジットカードのデータを確認後、会計ソフトに仕訳入力を実施」という流れになるため、経理処理工程・所要時間の短縮が期待できます。
▼参考URL:【シェアーズラボ】事業用クレジットカードのメリットと問題点を税理士が解説
メリットその3「事業用特典」
事業用クレジットカードの特典は、会社経営に適したものが多いのが特徴です。
「freeeカード」であれば、「所定の税理士への相談1回無料」「所定の社労士への相談1回無料」「所定の弁護士法人への相談合計2回無料」など、事業者に嬉しい特典が利用できます。
さらに、「『クラウド会計ソフト freee』2000円分ディスカウントクーポン」「事業者向け通販サイト『モノタロウ』の10%割引クーポンを提供」など、さまざまな特典が用意されています。
「freee VISAカード」の場合、注目したいのは付帯保険に関する特典です。「海外旅行傷害保険(最大5,000万円)」「国内旅行傷害保険(最大5,000万円)」「お買物安心保険(最大300万円)」などが揃っているので、出張の多い人などは上手く活用すると良いでしょう。ほかにも、「国内主要28空港ラウンジが無料」という特典もあります。
freee CEOである佐々木氏のインタビュー紹介
freee CEOである佐々木氏は、freeeとクレジットカードに関するエピソードや、freeeカードの将来についてのインタビューなかで、経営者としての視点でさまざまな話をしています。
経営者がクレジットカードを使うメリット・創業期の苦労・クレジットカードに関する経営者としての思いなど、興味深い内容となっていますので、気になる人は一度目を通してみると良いでしょう。
▼参考URL:「クレジットカードは経営者に都合の良いツール」
事業用クレジットカードを活用しよう!
事業用クレジットカードを上手に活用できれば、「資金繰りの改善」「経費処理の効率化」「事業用特典」などといったメリットを利用することが可能です。
特に、「freeeカード」は事業者にとって嬉しい特典がいろいろとそろっているので、事業用クレジットカードに興味があるという人は、一度利用を検討してみてはいかがでしょうか。