申告の流れを確認する

法人税の申告書の作成は、以下の手順に沿って進めます。大まかな手順を把握しておくことにより、freee会計とfreee申告の行き来をしても、迷わずに進めることができます。

画面イメージ:freee申告の電子申告決算書作成画面

①freee会計で1年分の取引登録をする

freee会計で取引が正しく登録されているか、試算表や総勘定元帳などの帳簿で1年分を確認します。
銀行の期末残高と、試算表の預金残高がずれていませんか?
プラス残高になるべき勘定科目がマイナスになっていませんか?
固定資産の登録漏れはありませんか?
これらの確認には決算サポートアプリが便利です。

②freee申告での税額計算

税額を確定させるために申告書を作成します。

③freee会計への税金の仕訳の計上

②で確定した税金分をfreee会計で取引として計上します。
法人税・住民税及び事業税 XX/未払法人税等 XX
これで決算が確定します。

④freee申告での申告書の完成

③で当期純利益が少し変わったので、申告書の調整をします。これで、申告書が完成します。

⑤決算書の作成

紙提出の場合は、freee会計で決算書を作成します。
電子申告の場合は、電子申告決算書を作成します。完成したfreee会計の決算書の内容を、電子申告用データに変換します。

⑥提出と納税

これまで作成した書類をチェックし、提出・納税を行います。
提出の方法には、電子申告と紙提出(郵送や税務署への持ち込み)があります。