用語集

これから決算書・申告書の作成を進めるにあたって、普段見慣れないものの知っておくべき用語を一覧にしています。

用語の名称 内容
減価償却費 固定資産について、毎期価値の減少分として費用として計上する金額。
決算整理の代表的なものとして計上されます。
決算整理 期中の取引登録などと比較して、決算特有の調整や整理のことを指しています。決算のときには、決算整理仕訳を計上して、決算書の数値を確定させていくといった使い方をします。
未払法人税等 主に期末時点で確定した法人税、地方税を計上するための負債の部の勘定科目です。
法人税等には、法人税、地方法人税、都道府県民税などの税金が含まれます。主に申告書作成によって確定した税額を未払計上するための決算整理仕訳で利用されます。
別表 法人税の申告書は、記載内容の異なるごとに各用紙が設けられていますが、この各用紙のことを別表と呼びます。
別表一は税金の計算のため、別表二は株主の内訳の記載のためなど、各別表は役割があります。書類や記載用紙と読み替えてもよいかと思います。
別表五(一)と別表五(二) 似ている名称ですが、それぞれ違う書類・記載用紙を指しています。
別表五(一)では資本金の金額や過去の利益の積み上げた金額などを記載します。
別表五(二)では、税金の支払額の状況や当期納付することになる確定した税金などを一覧としてまとめるものです。
納税充当金 法人税申告書の別表五(二)で、freee会計から連携することで記載が求められる項目です。
決算整理の中で確定した法人税等の税金を「未払法人税等」として経理しますが、それと同じものです。法人税の計算上は、納税充当金と呼びます。
損金経理 損益計算書の科目で取引登録されている場合を指します。