freee導入の背景
クラウドサービスを使うことで会計・人事労務の効率化を実現
freee会計を導入した一番の理由は、低コストで複数人が同時使用できるクラウドベースのサービスだからです。それまで、市販の会計ソフトを導入していて、会計機能の面で不満はありませんでしたが、経理担当者が使っていると、私を含め誰も使えない点がネックでした。
経営者として事業計画を練る際、財務諸表を見ながら考えます。しかし、経理担当者が常時、21時くらいまで会計ソフトを使うため、私は業務が終わるのを待つしかありません。この不便さを何とかしたいと思っていたところ、取引先の金融機関からfreee会計の存在を教えられ、すぐ導入を決めました。
もっとも、このfreee会計よりも先に導入を開始したのがfreee人事労務でした。freee人事労務を知る1年前に、静脈認証型の“勤怠システム”を導入していて、その勤怠データとfreee人事労務が連携出来る面に魅力を感じていたからです。
今まで、各拠点の従業員が月末にタイムカードをもって本社に訪れ、そのタイムカードを見ながら給与担当者が給与計算ソフトに勤怠情報を手入力していました。
それがfreee人事労務では、勤怠システムのデータを取り込むだけで、給与計算を行うことが出来ますので、各拠点から従業員がタイムカードを持ってくることもなく、勤怠ソフトの連携による勤怠情報の手入力もなくなり、ずいぶん効率化しました。
freee会計を導入して
入金があるまで分からなかった売り上げが、いち早く分かる
freee会計は、インターネットバンクやクレジットカードはもちろん、freee人事労務から従業員の給与計算結果も連動し、売り上げもfreee会計で請求書を作成するだけで、売掛金の登録ができます。
現在弊社では、日々の仕訳の内、約70%を自動仕訳で行なっているため、経理業務は日々の仕訳入力ではなく、freee会計で自動生成された仕訳データの確認作業が中心です。
また、請求業務と給与計算はタイミングが重なるため、その時期になると経理・給与担当者は非常に忙しくなります。創業時に比べ、売り上げも人員も10倍以上になったこともあり、ここ数年、その傾向が顕著でした。
それが、freee会計、freee人事労務を導入したことで、請求業務、給与計算業務のどちらも、日々の業務を行っていく中で自動生成されるようになりました。経理・給与担当者の業務は、自動生成されたデータの確認、請求書の送付となりますので、以前より圧倒的に効率化でき、負担も軽減されたと喜んでおります。
業務が圧倒的に効率化し、経理・給与担当者は負担が減って喜んでいます。
経営者としても、freeeに移行して助かっています。以前は経理が請求書を発行して入金があるまで売り上げをつかむことが出来ませんでした。それが、今は現場担当がfreee会計で見積もりも請求書も作るので、正確な数字をスピーディーに把握することが出来、精神的にもきりきりすることがなくなりました。