レンタルスペース&カフェ パズル浅草橋について
広いカフ ェを中心にオフィススペースのみならず、キッチンまで兼ね揃えた新しいレンタルスペース
当店は浅草橋駅から徒歩4分、秋葉原駅から徒歩7分のレンタルスペースです。老舗ビルをリノベーションし、2016年11月にオープンしました。
広さ120㎡の開放感のあるカフェラウンジがあり、コワーキングスペースとして利用できます。その他にも会議室、キッチン、3つのギャラリー、レンタルオフィス、セミナールームも併設しております。
ワークショップやパーティー、展示会まで幅広く利用可能なマルチスペースです。「レンタル会員」「コワーキング会員」といったプランを用意しており、一般の方のカフェ利用のみも可能です。
freee会計導入の決め手
事業企画から分析まで幅広く活躍してくれる会計ソフト
私は、当店とは別に女性向けアンティーク小物販売会社「乙女百貨店」の経営も行っているのですが、そちらの事業でfreee会計をサービス開始直後の2012年から愛用しています。
海外仕入れが多いため、外貨表記の書類が山積みです。それらの処理を外部に委託するとコストや私が説明する手間も、莫大にかかってしまいます。
このため、決算関連以外は税理士さんに頼まず自分で処理するためにfreee会計を使い始めました。また、輸入決済にPayPalを使っており、freee会計がPayPalと連携していることも、freee会計を使っている理由のひとつです。
当店でも、立ち上げ時からfreee会計を導入することを事業企画段階から決めていました。月次で締めて管理できますし、売上の経営分析にも使えます。また、前述のPayPalをはじめ、スマレジや楽天などの他社サービスと連携できるのも大きいですね。
さらに、見込みの数字を入れておけば何ヶ月も先まで収支予測でき、事業の分析に活用しています。経理業務はもちろん、事業の企画から分析まで活躍してくれる会計ソフトです。
freee会計導入後の効果
レポート機能を使えば簡単に今の経営状況がわかる
現在、当店は私とアルバイトスタッフ2名で運営しており、専属の経理担当はいません。全員でfreee会計を使って最低限の人数でお店を回せています。
私は毎日1時間はfreee会計を触っていますが、「支出レポート機能」を使えば、日々の取引登録と入出金の確認を行い、どの勘定科目や品目で多く支出を出しているか確認することが可能です。
スマホアプリも週に3,4回ほど使っています。仕事中に限らず、売り上げが気になったときにチェックしたり、歩きながら領収書をスマホのカメラで撮影して読み込んだり。日付や金額を自動で読み込んでくれるので、入力の手間が省けます。こうした手軽さや、 会計知識が十分ではない個人でも使いやすいところが気に入っています。
又、クラウドなので外出先でもチェックできますし、面倒なレシート処理もスマホアプリを使えば直ぐに取り込めます。簡単にどこでも経理作業が出来ることで、専属の経理担当を採用する必要が無くなり、利益の向上に大きく繋がっていますね。
売上を追う前に、まずコスト削減を徹底
10年以上前ですが、サラリーマンを辞めて不動産のコンサル会社を立ち上げたとき、無料や安価なソフトのみでバックオフィスが回るシステムと営業ツールを構築しました。また、オフィスに関しても喫茶店などに入り浸って、今でいうノマドのような働き方をしていた為、自然とスモールオフィス的な考え方や手法が身につきました。
経理についても、さまざまなソフトを比較検討し、結果freee会計を選びました。簿記は全くわかりませんでしたが、freee会計を使って全て自分で行うことが出来ました。
高い家賃を払うなら、カフェで充分。オフィスを持たず、無料ソフトのみでシステムを作る。コストを落として、それで事業が成立する形を作った方が、ビジネスが長続きすると私は思います。
当店も、そんな格安で利用できるスペースを提供できればとの思いで企画し運営しています。
今後の展望
ビジネスの「寄合 所」でありたい
レンタルスペースと銘打ってはいますが、目指しているのは「寄合所」のような場所です。
当店のカフェでお客様同士が知り合って、仕事に繋がることもあります。もちろん私が紹介したり、ビジネスの相談を受けることもあります。又、利用者は個人事業主が多いので、会計ソフトを探している会員にfreee会計を紹介したことも何度もありますよ。
どうしてもみんなバックオフィスを後回しにしがちなんですよね。freee会計を使って自身でお金の流れを把握する癖をつけておけば、事業計画を練る時に数字の見通しも立てやすいと伝えています。
これからは、お客様のビジネスにプラスになるような役割を、より意識的に担っていければと思います。
「起業支援」とか「インキュベーション」という言葉を使ってしまうといささか堅苦しいですが、カフェで雑談する中から自然と交流が生まれ、互いのビジネスが加速するような場や役割を担えれば嬉しいです。
そのためのサービスや仕組みづくりを日々考え構築しています。