2019年に3番目の社員として入社し、成長を目指す会社の基盤作りを社長様に託され、労務、会計など広範囲でシステム活用に取り組まれている南野様にお話を伺いました。
勤怠集計の効率化だけではなく、給与計算から年末調整まで一気通貫での管理体制の構築へ
――freee人事労務の導入前、バックオフィスにはどんな課題があったのでしょうか。
南野様(以下、南野): 私が2019年に入社した際 は私含めて3名の従業員のみでしたが、会社としては成長を目指しており、今後成長する会社として適切な管理体制の構築に取り組み始めました。
勤怠管理については建設業や工事業の特徴として現場と自宅を行き来する直行直帰での働き方が多いことから、紙のタイムカードではなくオンラインで出勤や退勤の打刻が可能な「IEYASU」というサービスをまずは導入しました。
その後社員数も増え、県外に拠点を立ち上げるなど会社も成長を続けておりました。その中で給与計算や労務管理における管理体制の強化の必要性を感じ、勤怠管理システムだけでは物足りない状態でした。
――freee人事労務を知ったきっかけを教えてください。
南野: テレビCMでfreeeのことを知りました。弊社の社長もテレビCMでfreeeのことは知っており、freee選定時についてもスムーズに説明することができました。
――freee人事労務を選定する際に大事にしたポイントはありますか?
南野: 勤怠管理だけではなく給与計算から年末調整までを管理でき、一気通貫で処理ができることを大事にしました。また「IEYASU」の勤怠データはfreee人事労務へインポートできることもあり、より導入に対して前向きになりました。
これまでは行政書士の方に給与計算をお願いしていたのですが、給与計算や給与明細の発行など毎月発生する業務については社内での管理をしていきたいと考えていました。そこで可能な限り自動的に給与計算や給与明細の発行、年末調整までが自動化される製品を探し、freee人事労務を見つけたため、他社比較などはせずに選定しました。
またコストについても業務システムといえば初期費用として50万や100万かかるイメージだったのですが、従業員単位での月額費用ということでコスト的にもとても魅力的でした。従業員数の変動に対しても柔軟に対応でき、その点も良かったです。
freee人事労務の活用で適切な労務管理を実現し、会社の更なる成長への基盤を構築!
――freee人事労務の導入によって得られた効果はありましたか?
南野: freee人事労務の仕組みに合わせることで会社として適切な労務管理を実現することができたと考えております。弊社のような建設業や工事業は様々な場所で働きますので、勤怠打刻だけではなく、給与明細がどこでも確認できることはとても大きなメリットがありました。
freee人事労務導入前は弊社独自のルールや従業員に対する柔軟な対応も多かったですが、会社が成長を目指す上で必要であることを理解してもらい、制度変更や従業員への対応も一定のルールを作りました。一方で行政書士とのやりとりはfreee人事労務をオンラインで直接見てもらうことができましたので、円滑に給与計算のチェックができました。
――今後の御社の展望をお聞かせください。
南野: 今回 は給料計算を中心とする労務管理に取り組みましたが、今後は在庫管理や販売管理など会社のお金周りについてfreeeで管理していきたいです。お金に関連する情報の全てがfreeeの画面にまとまっている状態が理想だと考えています。
――最後にfreee導入を検討している企業の方々に向けてメッセージをお願いします。
南野: 弊社と同じ建設業や工事業では小さな企業様が非常に多いですし、紙やエクセルでの管理が中心となり、労務管理への課題を感じている企業様もいらっしゃると思います。
freeeの良さはfreeeに業務をのせかえることで適切な労務管理が実現できることだと考えています。また導入しやすい価格でもあり、労務管理へ取り組む手段として非常に良いと思います。
また勤怠管理は紙やエクセルでの管理からクラウドツールへ移行することで管理体制、業務効率化の両方で格段に良くなりましたので、勤怠管理を切り口に労務管理へ取り組んでいただくと取り組みやすいと考えております。