一億総複業時代、2018年以降年々注目度が高まるパラレルキャリアやフリーランスなど新しい働き方の波を感じている人は多いのではないでしょうか。
そんな時代に合う革新的なサブスクリプション型サービスで新しい働き方を加速させている企業があります。これまで人材業界でネックとなってきた成功報酬を無料とし、企業が複業したい人を採用できる複業マッチングプラットフォーム。
働き方が多様化する時代に挑戦したい 人の背中を押してくれるサービスを開発する株式会社Another works代表取締役CEO大林尚朝氏に、起業への道のりと大切にしている考え方を伺ってみました。
企業は人なり 優秀な人が一人入れば会社は変わる
学生時代から人材領域でインターンをしてきました。その時から、会社に優秀な人が一人入れば会社は変わるというのを目の当たりにし、自分が熱意を持って取り組めそうな領域と感じて人材業界に進むことを決めました。
いろんな業界を知り、起業に繋がるスキルやつながりが得られそうだったパソナに入社し、顧問やフリーランスを業務委託紹介する新規事業の仕事を担当しました。
会社からは評価されていたものの、三方良しでない自社と企業と求職者の関係性に当時から疑問を持っていました。高額な紹介料が発生することで、企業が支払う額の期待値と求職者の努力値にギャップがあったのです。こうした問題が原因で関係性がうまくいかない求職者や企業を目の当たりにして、「このビジネスモデルをなんとか変えられないか」と思いついたのが今の事業でした。
自分が一緒にやりたい仲間と自分の城を作る
僕の父親も経営者だったため、もともと自分も将来は起業するんだという感覚は幼い頃から持っていました。
「自分 の得意な領域で、熱意を持って取り組めて、これから市場がある」この三要素を兼ね備えたビジネスモデルをパソナ時代に思いつき、自分の中で温めてきました。思いを実現するためにはITスキルが足りないと思い、ビズリーチに入社。
そこで約一年プラットフォームとビジネス作りを学び、立ち上げフェーズで大切なことを肌感覚で身につけました。自分が一緒にやりたい仲間で自分だけの城を作りたかったので、社内起業という選択肢はなかったですね。2018年に副業が解禁され、働き方も大きく変わると思ったので、急ぎで準備し、2019年5月19日に起業しました。
freee会社設立は会社が一瞬で作れる神ツール
起業の仕方は本を読んだもののよく分かりませんでした(笑)基礎知識を入れるだけでは無駄だなと思い、起業した人に直接どうやって立ち上げたのか聞きに行きました。
freee会社設立も、話を聞いた方の一人から教えてもらいました。「これがあれば一瞬で会社が作れる」と聞き、使ってみたら本当で。流れに沿って入力していくだけで簡単に会社が出来てしまうので、本当に分かりやすいです。起業を目指す人はみんな使えば良 いと思いますね。
freee会計も使っていますが、freeeがなければ会社経営ができていないと思います。売上推移などがレポートで閲覧できるほか、請求書などその他の経理業務のサービスも備えており、とにかく楽で使いやすいです。もはや、弊社にとっては一つのツールという感じでなくいち財務パートナーのような存在になっています。ベンチャー企業が使わない理由はないと思います。
失敗は部分的成功と捉えて突き進め
僕の起業は決して順風満帆だった訳ではありません。最初は営業しても断られることばかりで本当に苦しかった。特に、皆で一生懸命作ったものを持って行って断られるのは不甲斐ないし辛かったですね。
でも、うまくいかなくても、これもご縁だと前を向いて、ちょっとお酒を飲んで次に行く。とにかく行動して、営業して、最初のしんどさを乗り越えました。だから、僕は失敗を失敗でなくて、部分的成功だと信じています。次にどう対応するか考えて改善できますから。
会社経営は辛いことも楽しいこともあり、思いっきり喜怒哀楽を味わえる。これは会社経営している人の特権だと思います。少しでもこの事業で命をかけたいという覚悟があればやってみてほしいです。まずはfreee会社設立に無料登録して、登録手順から自分がどのフェーズなのかやり方をなぞりながら確認するのがお勧めですよ。
株式会社Another works https://anotherworks.co.jp