Concept
「攻め」の経営と「成長を支える」バックオフィス
新型コロナウイルスの感染拡大は、日本の戦後最大のGDP低下を引き起こし、中堅・中小企業にとって大きな打撃となっています。
この厳しい状況下でも成長を続けるために求められる、「攻め」の経営と「成長を支える」バックオフィスのあるべき姿とはどのようなものなのでしょうか。
過去の危機的状況を乗り越え企業を成長させてきた経営者は当時何を考え、どう行動したのか。バックオフィスが成長を牽引する企業は、その堅守速攻な体制をどう構築したのか。
自社のビジネスモデルの再考やデジタルトランスフォーメーションなど、様々な論点がある中で、本イベントが中堅・中小企業の持続的成長を実現する上での指針の1つとなりましたら幸いです。
プログラム
スケジュール | タイトル | 登壇者 |
---|---|---|
13:00-13:05 | 開会の挨拶 | freee株式会社 SMB事業部部長 川西康之 |
13:05-13:35 |
中堅・中小企業がコロナ禍で持続的な成長をするために新型コロナウイルスにより不確実性が高まる中、経営戦略上何をやるべきで何をやらないべきなのかといった意思決定について、不安を抱える経営者も多いのではないでしょうか。本セッションでは、今の経営を巡る環境の変化や今後の時間軸を元に、中堅・中小企業が成長を続けるための指針となるような考え方をご紹介します。 |
株式会社森経営コンサルティング 代表取締役CEO 森 泰一郎氏 |
13:40-14:25 |
逆境に打ち勝つイノベーションのヒント父から受け継いだ当時の経営立て直しなど過去に幾度も厳しい状況を経験しつつも、ヘルスメーター売上世界No.1企業に導くことができたタニタ株式会社。その背景には、逆境の中でも自社のビジネスを深堀り、新しい道を切り開くマインドがありました。大ヒットとなった「タニタ食堂」の誕生秘話など、イノベーションに課題を抱える経営者必聴のセッションです。 |
株式会社タニタ 前代表取締役社長/経営コンサルタント 谷田 大輔氏 |
14:25-14:55 |
成長する企業を支える「強い経理財務部門」とは新型コロナウイルス感染拡大に伴い、デジタル化の必要性に気付いた企業は多いのではないでしょうか。しかし、多くの企業ではこうした事態にすぐに対応できず、決算・会計監査・開示の遅れにつながりました。今後こうした危機的状況にも左右されないために、経理財務部門にはどのような取組みが求められるのでしょうか。本セッションでは、現在の経理財務部門を巡る環境から、今後の目指すべき方向性について考えてまいります。 |
EY新日本有限責任監査法人 シニアマネージャー 下田 岳晴氏 |
14:55-15:25 |
コロナ禍におけるバックオフィス変革事例今後のニューノーマルに対応すべく、多くの企業で業務プロセスの見直しが行われています。しかしながら、実際にプロジェクト化する際に、どのように進めていくべきか課題に感じている方も多いのではないでしょうか?そこで本セッションでは、この5月からバックオフィスの業務改革プロジェクトをスタートさせ、freee導入に向けて動き出しているTOKYO BIG HOUSE株式会社様をお招きし、実際に業務を進めていく上でどのような課題があったのか、今後の変革をどう進めていく予定なのかについてみなさまにお伝えいただきます。 |
TOKYO BIG HOUSE株式会社 コーポレートグループ 経理チームリーダー 安川 謙二氏 |
15:30-16:00 |
企業の経営に示唆を与える、ビジネスパートナーとしての経理財務部門IT技術の進歩により、今まで定型業務とされていた取引の処理や報告資料の作成は、システムによって置き換えられ、経営に示唆を与えるような高次な業務が必要となっていくことが予想されます。本セッションでは、会計freeeを活用することで、freeeが理想とするバックオフィスをどのように実現しようとしているのか、freee経理部の事例を元にご紹介します。 |
freee株式会社 経理部長 小山晋史 |
16:00-16:05 | 閉会の挨拶 | freee株式会社 SMB事業部部長 川西康之 |
登壇者プロフィール
freee株式会社 SMB事業部部長 川西康之
東京大学法学部卒。在学中に起業し、以来10年以上にわたって経営に携わる。freeeでは全社のマーケティング責任者として従事。日本で一番スモールビジネスに寄り添えるマーケティング組織の実現を目指す。
株式会社森経営コンサルティング 代表取締役CEO 森 泰一郎氏
株式会社森経営コンサルティング代表取締役。実家が老舗葬儀会社、建設会社を経営していることから、将来は中小零細企業を救う仕事がしたいと経営コンサルタントを志す。東京大学経済学部、同大学院経済学研究科経営専攻卒業。東京大学ではものづくり経営論で著名な藤本隆宏教授に師事。卒業後、経営コンサルティング会社、ラクスル、Buysell Technologiesにて、経営企画、デジタルトランスフォーメーション、M&A、新規事業開発に従事。「どんな産業・規模の企業でも必ずデジタル化できる」を新年に大企業から中小零細企業のデジタルトランスフォーメーション、新規事業開発を推進。アフターコロナで取り組むべきデジタルトランスフォーメーション事例などをまとめた初の著書『アフターコロナの経営戦略』を発売。
株式会社タニタ 前代表取締役社長/経営コンサルタント 谷田 大輔氏
1966年、谷田製作所(現:株式会社タニタ)に入社。 取締役開発部長等の 要職を経て、1985年に株式会社タニタ代表取締役社長に就任。 世界初の家庭用体脂肪計・体組成計を開発・販売し、赤字状態だった同社を、 ヘルスメーター売上世界No1企業へと成長させた。在任中は海外主要国にて 会社設立、代表も経験。タニタ総合研究所の所長も務めた。
EY新日本有限責任監査法人 シニアマネージャー 下田 岳晴氏
2007年入所。東京事務所およびEYロンドン事務所にて、大手総合電機メーカーや外資系企業に対する会計監査業務や決算支援業務を経験。現在はIFRS導入や、クロスボーダーIPOおよびクロスボーダーM&Aに関連した財務会計アドバイザリー業務を中心に従事している。公認会計士。
TOKYO BIG HOUSE株式会社 コーポレートグループ 経理チームリーダー 安川 謙二氏
横浜国立大学経営学部会計情報学科卒業後、第三税理士法人へ入社。株式会社プログレス(現TOKYO BIG HOUSE株式会社)へ入社後、吸収合併を経て、現在はTOKYO BIG HOUSE株式会社経理チームリーダー。
freee株式会社 経理部長 小山晋史
公認会計士試験合格後、有限責任監査法人トーマツにて法定監査業務に9年間携わる。その後、税務コンサル、IPOコンサルを経て2019年1月にfreee株式会社に入社。現在は、経営管理本部に所属し、経理部門を統括。