freee人事労務 2018年上半期のリリース情報
面倒な人事労務を効率化する「freee人事労務」では、皆様にもっと便利にお使いいただけるよう、日々様々な新機能や改善がリリースされております。
本記事では、freee人事労務で2018年1月〜6月にリリースされた新機能・改善の一部をご紹介します。
給与計算
通勤手当の3・6ヶ月ごとの支給・手続き反映に対応
通勤手当設定時に、定期券等の3ヶ月・6ヶ月単位の支給を設定できるようになりました。
設定された手当額は算定基礎届・月額変更届・離職票といった各種手続きの計算ルールに応じて1ヶ月単位に自動換算・書類に反映されます。払戻しに伴う従業員からの返金(控除)にも対応しています。
賞与明細一覧表の出力に対応
給与と同様に、賞与についても支給内容の一覧表をPDF・CSVで出力できるようになりました。
支給前のチェック、社内での承認作業の際にご活用ください。
賞与を年4回以上登録できるように
年4回以上の賞与明細登録が行えるようになりました。
なお給与規定で年4回以上の賞与支給を定めている場合は法律上賞与の社会保険料の計算手順が異なるため、注釈内容を確認ください
給与明細画面をリニューアル
月ごとの給与明細一覧画面をリニューアルしました。
賃金台帳等への反映ステータスがわかりやすくなり、給与の支払い後に発生する各種手続き用の画面にアクセスしやすくなりました。
他にも様々な改善をリリース
【より便利に】 |
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【より正確に】 |
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従業員管理
組織情報(部門/役職)を設定できるように
設定画面から部門/役職のマスタを設定し、それを従業員ごとに適用できるようになりました。画像のように、部門は階層構造を指定できます。
また、部門/役職の履歴は従業員ごとに日単位で管理できます。組織情報は今後様々な機能に活用される予定です。
様々な従業員情報の一括更新に対応
新たに、下記の情報をインポートで一括更新できるようになりました。
- 手当
- 控除
- 標準報酬月額
- 賞与
また、部門/役職の一括更新も近日中に予定しております。
従業員一覧の表示件数を固定できるように
従業員一覧の表示件数について、以前は件数を変えても毎回10件に戻ってしまっていたところを、任意の表示件数に固定できるようになりました。
「設定」→「表示設定」から設定いただけます。
他にも様々な改善をリリース
西暦と和暦の併記に対応
退職した従業員の「退職を取り消す」操作の追加
従業員一覧の見た目を改善
名称が長い銀行名のカナを全て表示
勤怠・有給管理
複数の勤務設定を管理できるように
従業員の働き方に応じて、休日や割増賃金などをグループ単位でテンプレートとして設定できるようになりました。
これまでは給与締め日支払日単位でしかできなかった設定が、より柔軟・効率的に行えるようになります。
【ビジネスプランのみ】裁量労働制など多様な労働時間制度に対応
「裁量労働制」と「管理監督者」の労働時間制度に対応しました。
時間外労働や深夜・休日労働など、法令に沿ったルールで勤怠を集計し、そのまま給与計算に活用することができます。フレックスタイム制についても近日中に対応予定です。
有給管理の機能改善をリリース
時間単位の有給のインポート/直接編集に対応
有効期限2年未満の有給付与が可能に
誰でも使えるPublic APIを公開
誰でも使えるfreee人事労務のPublic APIを公開しました。
第一弾として勤怠を中心としたAPIを整備しており、例えば独自の打刻方法をfreeeと連携させることが可能です。
APIは今後も拡充を予定しており、各種サービスと連携したり多様な活用方法を可能にしていきます。
モバイルアプリを全面リニューアル
従業員向けアプリ freee fo team が「モバイル版freee人事労務」へと進化しました。
画面を全面的にリニューアルし、iOS版画面読み上げ機能などfreee初のアクセシビリティにも対応しています。
【ビジネスプランのみ】モバイルアプリに打刻リマインダー機能を追加
リニューアルされたモバイルアプリに「出退勤打刻リマインダー」機能が追加されました。
設定した時刻に、打刻を促す通知を表示されます。通知を押し込むことで、アプリを開くこと無く、そのまま打刻が完了します。
行政手続き
労働保険の年度更新で代理電子申請が可能に
労働保険の年度更新において、代理人による電子申請に対応しました。
社労士事務所に業務を委託している場合に、申請業務をfreee上で完結することができます。
年金機構を始めとした書類の新様式に対応
法令変更に伴う新様式での書類出力に、順次対応して参ります。
【ビジネスプラン】関東IT健保の資格喪失届に対応
関東ITソフトウェア健康保険組合の「健康保険被保険者資格喪失届」を出力できるようになりました。
これにより、関東IT健保加入事業所においても入退社書類を一通り作成できるようになりました。
入社手続きの機能改善をリリース
【入社フロー】 |
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【書類出力】 |
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