freee人事労務 の年末調整機能をフルリニューアルしました 〜「今年の年末調整からfreeeで効率化」「回収だけでなく申告までwebで完結」〜
10月9日、freee人事労務 において2018年度の年末調整機能をオープンしました。
労務担当者の方の一大イベント年末調整。国税庁からパンフレットが手元に届き、そろそろ準備を開始される方も多いのではないでしょうか。
freee人事労務で提供しております年末調整機能は、今年大幅リニューアルを予定しており、こちらの第一弾「労務担当者向け管理画面リニューアル」が先週9日に公開されました。
本記事では、今年の年末調整リニューアルのコンセプト、新機能のご紹介、今後のリリーススケジュール等についてご紹介致します。
1)今年の年末調整機能のコンセプト
これまでfreee人事労務の年末調整機能は、従業員からの書類の回収をweb上で完結する機能を中心に提供し、比較的小規模のスモールビジネス中心に大変好評をいただいておりました。
今年は新たに「従業員が数十名〜千名以上の企業の方でも大幅に年末調整を効率化」「従業員の回収から申告までをwebで完結」する機能を提供し、更に「今年の年末調整から」freeeの年末調整機能をご利用いただけるようになりました。
2)新機能のご案内
従業員・労務担当者双方に使いやすいデザインで入力の手間や確認コストを削減
従業員の多い中小企業の年末調整業務を簡単にするために、従業員の方が入力を簡単に迷わず終わらせることができるようデザインの変更を行いました。また労務担当者の方は大人数の進捗を管理をしやすくなるよう、こちらもデザインをフルリニューアル致しました。
- 従業員
- ・ ステップUIで迷わず作業ができるようになりました。
- ・ スマホで入力・画像アップロードにも対応致しました。
- 労務担当者
- 従業員への書類提出催促のリマインドを効率化できるようになります。ステップ別にfreee人事労務内からメール送信が可能になります。また slack 等の外部サービスでの通知機能も開発予定です。
- 従業員から一番聞かれる質問「私は何の書類を準備すれば良いですか?」を解消できるように、従業員向け「年末調整シミュレーション」サービスを開発します。従業員自身が自分に必要な書類を把握し、準備できるようになります。
- リリース済み機能
- ・ 労務担当者向け新デザイン
- ・ 給与情報インポート機能
- 10月下旬
- 11月上旬
- ・ 従業員向け入力画面公開
- ・ slackとの連携機能公開
- 11月下旬
- ・ 年末調整の計算結果確認・給与明細への反映機能の公開
- ・ 源泉徴収票・各種申告書等の書類出力
- ・ 電子申告機能(freee申告)の公開
従業員とのコミュニケーションを効率化で、コストを大きくさげられます
年末調整業務の中でも特に大きな時間を占めるのは、労務担当者と従業員の間の"やりとり"かと思います。このやりとりを極力ゼロにできるような新機能を公開予定です。
従業員から書類収集後の申告作業まで、クラウドで完結
年末調整の業務では従業員からの書類回収の部分が注目されがちですが、実はその後の書類の提出が労務担当者の一番の山場になります。
freeeでは年末調整関連書類の電子申告機能を、一般ユーザーの方向けに公開致します。こちらは一般ユーザー向けのクラウド人事労務ソフトでは初の試みで、こちらをご利用いただきますと、本当に年末調整 all ペーパーレスが実現致します。
さらに今年は、期間限定で本機能の無償提供を予定しております。一部ユーザー様に限定解放となりますので、ご希望の方はfreee人事労務にユーザー登録いただき、こちらからお申込ください。
過去1年freee人事労務使ってなくても、今年の年末調整からfreeeをご利用いただけます
給与情報のインポートに対応するので、今からfreee人事労務を導入しても今年の年末調整からfreeeで楽することができます。
もちろん、今年の税制改正、扶養控除の変更に対応
freeeはクラウド型のソフトになりますので、今年の税制改正にはもちろん対応しております。特に今年の年末調整では新たに「配偶者控除等申告書」という書類が加わり、従業員から回収する書類が2枚→3枚に増えてしまうという大きな変更がありますが、freeeをご利用の方はこのような変更を特に気にすることなく、常に最新版をご利用いただけます。
3)今後のリリーススケジュール
freee人事労務の年末調整機能は、ユーザー様の作業開始時期に合わせて段階的にリリースを予定しております。今後のスケジュールは下記を予定しております。
公開予定時期は2018/10/18 時点でのものになります。開発状況に応じて、リリースが遅れる可能性もございます。